ショールオンウイン（1993年生、母ダイナショール）

ショールオンウイン（1993年4月30日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のノーザンテースト（当時22歳）と交配したダイナショールが12歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道白老郡白老町、生産者は社台ファーム。戦績は、中央平地8戦0勝、地方36戦7勝2着6回。1998年の新潟騎手招待(一般C2以下)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

矢野進厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1996年）

7月7日、デビュー戦は蛯名正義騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（中山ダート1800m 雨/良）に出走。馬体重は494kg。11頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では伸びが鈍く8着に敗れた。

7月20日、中1週で迎えた2戦目は、木幡初広騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張り、3着に入った。

8月3日、中1週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（新潟ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は蛯名正義騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では決め手が足りず7着に敗れた。

8月18日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた4戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は木幡初広騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では脚を伸ばせず8着に敗れた。

10月13日、中7週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた5戦目は、酒井健二騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟芝1800m 晴/稍重）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを13番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい13着に敗れた。

10月26日、中1週で迎えた6戦目は、宗像徹騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟芝2200m 外回り曇/不良）に出走。14頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚を伸ばせず9着に終わった。

11月9日、中1週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（新潟芝2200m 外回り曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で宗像徹騎手（1戦0勝）。14頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では末脚が冴えず9着に終わった。

11月24日、中1週で迎えた8戦目は、青木芳之騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。15頭立ての14番人気で大外15番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に終わった。

4歳（1997年）

5月3日、約5か月半の休み明けで迎えた9戦目は、木村芳晃騎手を鞍上に迎えて、一般C5 18（高崎ダート1330m 曇/良）に出走。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のキャロルグランに2馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

6月25日、中7週で迎えた10戦目は、一般C5 14（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で木村芳晃騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のワイケーアローに半馬身の差をつけて2勝目を奪取した。

7月13日、中2週で迎えた11戦目は、一般C4 C5-10（高崎ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で木村芳晃騎手（2戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月29日、中1週で迎えた12戦目は、一般C4（高崎ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で木村芳晃騎手（3戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のダイワハンニバルに3/4馬身の差をつけて3勝目を収める

8月17日、中2週で迎えた13戦目は、一般C4（高崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で木村芳晃騎手（4戦3勝）。7頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のジェネラルウイングに半馬身の差をつけて4勝目を手にした。

9月8日、中2週で迎えた14戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、C3 C4（高崎ダート1500m 雨/不良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月23日、中1週で迎えた15戦目は、一般C3 C4（高崎ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は木村芳晃騎手（5戦4勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月16日、中2週で迎えた16戦目は、福原好隆騎手を鞍上に迎えて、一般C3 C4（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったミョウエイボンドから3馬身差の2着に敗北した。

11月5日、中2週で迎えた17戦目は、一般C3（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で福原好隆騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月25日、中2週で迎えた18戦目は、一般C3 C4（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で福原好隆騎手（2戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のトップジョーオーをアタマ差制して制した。

12月11日、中1週で迎えた19戦目は、鳥居峠特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で福原好隆騎手（3戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったタシロシンザンからアタマ差の2着に甘んじた。

5歳（1998年）

1月5日、中3週で迎えた20戦目は、一般C3（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で福原好隆騎手（4戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったツメノロードからクビ差の2着に甘んじた。

1月17日、中1週で迎えた21戦目は、渡辺正治騎手を鞍上に迎えて、新潟騎手招待（高崎ダート1900m 晴/不良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月1日、中1週で迎えた22戦目は、一般C2 C3（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は木村芳晃騎手（6戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のミョウエイボンドに2馬身の差をつけて6勝目を手にした。

3月8日、中4週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた23戦目は、米田弘一騎手を鞍上に迎えて、鳥居峠特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月29日、中2週で迎えた24戦目は、一般C2 C3（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は福原好隆騎手（5戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月17日、中6週で馬体重を前走から15kg減らして迎えた25戦目は、小林俊彦騎手を鞍上に迎えて、一般C2（盛岡ダート1400m 小雨/良）に出走。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月24日、連闘で迎えた26戦目は、一般C2（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林俊彦騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月7日、中1週で迎えた27戦目は、菅原雅文騎手を鞍上に迎えて、一般C2（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6月14日、連闘で迎えた28戦目は、村松学騎手を鞍上に迎えて、一般C2（盛岡ダート1400m 小雨/稍重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月28日、中1週で迎えた29戦目は、一般C2（水沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で村松学騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。9着に敗れた。

7月12日、中1週で迎えた30戦目は、一般C2（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で村松学騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。

8月31日、中6週で迎えた31戦目は、高木正喜騎手を鞍上に迎えて、一般C1ロ（上山ダート1700m 曇/不良）に出走。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。5着に終わった。

11月8日、中9週で馬体重を前走から17kg増やして迎えた32戦目は、小国博行騎手を鞍上に迎えて、一般C1ハ（上山ダート1800m 曇/良）に出走。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。8着に敗れた。

11月23日、中1週で迎えた33戦目は、白谷正美騎手を鞍上に迎えて、一般C1ロ（上山ダート1700m 曇/不良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。3着に終わった。

6歳（1999年）

4月13日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた34戦目は、一般C1イ（上山ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は小国博行騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5月5日、中2週で迎えた35戦目は、前野幸一騎手を鞍上に迎えて、一般B3ロ（上山ダート1700m 晴/稍重）に出走。11頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。最後は、勝ったハナサンニシキから半馬身差の2着となった。

5月16日、中1週で迎えた36戦目は、三浦誠騎手を鞍上に迎えて、一般B（上山ダート1700m 曇/稍重）に出走。11頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。4着を確保した。

5月25日、連闘で迎えた37戦目は、一般C1イ（上山ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は前野幸一騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったマザーボイスから3/4馬身差の2着に敗北した。

6月22日、中3週で迎えた38戦目は、一般C1（上山ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は小国博行騎手（2戦0勝）。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月11日、中2週で迎えた39戦目は、一般B3イ（上山ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は前野幸一騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のニイタカグローリーをクビ差制して久方ぶりに勝ち星を挙げた。

7月25日、中1週で迎えた40戦目は、一般B3イ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で前野幸一騎手（3戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったハナサンニシキからクビ差の2着に甘んじた。

8月17日、中2週で迎えた41戦目は、一般B（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で前野幸一騎手（4戦1勝）。11頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。10着に終わった。

9月5日、中2週で迎えた42戦目は、見沢譲治騎手を鞍上に迎えて、鳥海山特別（上山ダート1800m 晴/良）に出走。12頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。6着に終わった。

9月15日、中0週で迎えた43戦目は、鈴木義久騎手を鞍上に迎えて、一般C1イ（上山ダート1700m 雨/不良）に出走。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月14日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から17kg増やして迎えた44戦目は、長橋秀樹騎手を鞍上に迎えて、一般B3ロ（上山ダート1700m 小雪/不良）に出走。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。4着に敗れた。