ヤシロタイコー（2001年生、母ヤシロフェート）

ヤシロタイコー（2001年5月29日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のサクラチヨノオー（当時16歳）と交配したヤシロフェートが6歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は高畑一男。戦績は、地方31戦8勝2着6回。主な勝ち鞍は2006年のへびつかい座特別(一般C2一)。

経歴

デビュー前

只野広明厩舎（水沢）へ入厩。

2歳（2003年）

8月31日、デビュー戦は菅原雅文騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフューチャー（水沢ダート850m 曇/不良）に出走。馬体重は439kg。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。

9月21日、中2週で迎えた2戦目は、2歳（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原雅文騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったダーランから3馬身差の2着となった。

10月6日、中1週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた3戦目は、2歳（盛岡芝1000m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で菅原雅文騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月18日、中1週で迎えた4戦目は、2歳（盛岡芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で菅原雅文騎手（3戦0勝）。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のサンオーダイスターに3/4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

11月10日、中2週で迎えた5戦目は、2歳戦のホープフル（盛岡芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で菅原雅文騎手（4戦1勝）。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。8着に敗れた。

11月24日、中1週で迎えた6戦目は、2歳戦のホープフル（盛岡ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で菅原雅文騎手（5戦1勝）。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。11着に終わった。

12月30日、中4週で迎えた7戦目は、2歳B2（水沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は7戦連続で菅原雅文騎手（6戦1勝）。8頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。

3歳（2004年）

4月4日、約3か月の休養明けで迎えた8戦目は、山崎進騎手を鞍上に迎えて、3歳C1（水沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。11頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。5着に終わった。

4月19日、中1週で迎えた9戦目は、3歳C1（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山崎進騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。

5月2日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた10戦目は、3歳C1（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山崎進騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。3着を確保した。

5月9日、連闘で迎えた11戦目は、3歳C1（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で山崎進騎手（3戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のアテールインに3/4馬身の差をつけて2勝目をゲットした。

5月23日、中1週で迎えた12戦目は、3歳B3（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で山崎進騎手（4戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のアカシャツに半馬身の差をつけて3勝目を掴み取った。

6月5日、中1週で迎えた13戦目は、3歳B2（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で山崎進騎手（5戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。7着に敗れた。

6月19日、中1週で迎えた14戦目は、3歳B2（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で山崎進騎手（6戦2勝）。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。3着に入った。

7月5日、中1週で迎えた15戦目は、3歳B1（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で山崎進騎手（7戦2勝）。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月3日、中3週で迎えた16戦目は、和田譲治騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るエベレストクィーンを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

8月14日、中1週で迎えた17戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で和田譲治騎手（1戦1勝）。14頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では閃光の如き末脚を繰り出し、3着に入った。

9月13日、中3週で迎えた18戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で和田譲治騎手（2戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では見事な伸び脚で驀進したが、エビスライアンに交わされて2馬身差の2着に敗北した。

10月1日、中2週で迎えた19戦目は、3歳戦のききょう特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で和田譲治騎手（3戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず6着に敗れた。

4歳（2005年）

3月24日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた20戦目は、一般C2八九（大井ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で和田譲治騎手（4戦1勝）。13頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたダイワアロマ決め手に屈して半馬身差の2着となった。

4月5日、中1週で迎えた21戦目は、一般C2五六（大井ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で和田譲治騎手（5戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では素晴らしい伸び脚で驀進したが、サンワードダンクに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

5月10日、中4週で迎えた22戦目は、一般C2三四（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で和田譲治騎手（6戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではシャープな伸び脚で急追したが、抜け出したヒオウギを捕まえ切れず、クビ差の2着に甘んじた。

5月26日、中1週で迎えた23戦目は、一般C2三四（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で和田譲治騎手（7戦1勝）。13頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では一歩一歩着実に差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のスギノビューティーを3/4馬身振り切って5勝目を手にした。

5歳（2006年）

3月23日、約10か月の休み明けで迎えた24戦目は、鈴木啓之騎手を鞍上に迎えて、一般C2九十（大井ダート1200m 曇/重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではキレのいい末脚を披露したが、4着に終わった。

4月12日、中2週で迎えた25戦目は、一般C2八九（大井ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木啓之騎手（1戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では伸びが続かず、4着に終わった。

5月10日、中3週で迎えた26戦目は、一般C2七八（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で鈴木啓之騎手（2戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、3着に終わった。

5月24日、中1週で迎えた27戦目は、一般C2五六（大井ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で鈴木啓之騎手（3戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず5着に敗れた。

6月6日、中1週で迎えた28戦目は、一般C2七八（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で鈴木啓之騎手（4戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では根気強くタフに走り抜いたが、勝ったシプカクラッチュにねじ伏せられて1馬身差の2着に敗北した。

6月27日、中2週で迎えた29戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、一般C2五六（大井ダート1400m 晴/良）に出走。13頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るデザートローズを鮮烈な末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

7月9日、中1週で迎えた30戦目は、一般C2四五（大井ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は鈴木啓之騎手（5戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のシプカクラッチュをクビ差振り切って7勝目を手に入れた。

8月1日、中2週で迎えた31戦目は、へびつかい座特別（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木啓之騎手（6戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線に入ると、前で粘るロッキージャンボを半馬身差し切って8勝目を手にした。