ビコーフウジン（1988年生、母シマノリマンド）

ビコーフウジン（1988年5月14日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のクラウンドプリンス（当時19歳）と交配したシマノリマンドが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者はヤマオカ牧場。戦績は、中央平地1戦0勝2着1回、地方19戦8勝2着3回。主な勝ち鞍は1993年の層雲峡特別(A)。

経歴

デビュー前

星川薫厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1991年）

1月5日、デビュー戦は本田優騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（京都ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は486kg。13頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。ハナを切り、少し速いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では卓出した伸び脚で猛進したが、キョウエイボナンザに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

4歳（1992年）

5月18日、約16か月半の休養明けで迎えた2戦目は、松田路博騎手を鞍上に迎えて、一般D（帯広ダート1200m 晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のモーニングリリーに6馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

5月26日、連闘で迎えた3戦目は、雨紛特別（旭川ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で松田路博騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のノーストップオーに8馬身の差をつけて2勝目を手にした。

6月11日、中1週で迎えた4戦目は、永山特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で松田路博騎手（2戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のキヨウワカラードに5馬身の差をつけて3勝目を奪取した。

7月14日、中4週で迎えた5戦目は、神居特別（旭川ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で松田路博騎手（3戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったニユーライトボーイからクビ差の2着に甘んじた。

7月28日、中1週で迎えた6戦目は、利尻特別（旭川ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で松田路博騎手（4戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のアサブキオーに5馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

5歳（1993年）

5月3日、約9か月半の休み明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた7戦目は、納沙布岬特別（帯広ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で松田路博騎手（5戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のアトミックホースに1馬身の差をつけて久しぶりの実戦をモノにした。

5月17日、中1週で迎えた8戦目は、国後特別（帯広ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で松田路博騎手（6戦5勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のブレイブランナーに1馬身半の差をつけて6勝目をつかんだ。

6月15日、中3週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた9戦目は、中央バス特別（岩見沢ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で松田路博騎手（7戦6勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

7月22日、中4週で迎えた10戦目は、層雲峡特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で松田路博騎手（8戦6勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のバッカナムコールに1馬身半の差をつけて優勝

8月5日、中1週で迎えた11戦目は、ステイヤーズカップ（旭川ダート2300m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で松田路博騎手（9戦7勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

9月9日、中4週で迎えた12戦目は、一般A（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で松田路博騎手（10戦7勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。

6歳（1994年）

5月5日、約8か月の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた13戦目は、岡島玉一騎手を鞍上に迎えて、空知特別（岩見沢ダート1400m 曇/不良）に出走。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったスガノラージャから3馬身差の2着となった。

5月25日、中2週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた14戦目は、カートピアジャンボ特別（岩見沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡島玉一騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のハヤコマチに3馬身の差をつけて制した。

6月23日、中3週で迎えた15戦目は、金杯（帯広ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡島玉一騎手（2戦1勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったサンガイから1馬身半差の2着となった。

7月21日、中3週で迎えた16戦目は、旭岳特別（旭川ダート2100m 晴/良）に出走。鞍上は松田路博騎手（11戦7勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。9着に終わった。

8月31日、中5週で迎えた17戦目は、ウンブリエル特別（旭川ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は岡島玉一騎手（3戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に敗れた。

9月29日、中3週で迎えた18戦目は、国信満騎手を鞍上に迎えて、藻岩山特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月12日、中1週で迎えた19戦目は、大倉山特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は岡島玉一騎手（4戦1勝）。11頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月26日、中1週で迎えた20戦目は、阿寒富士特別（帯広ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡島玉一騎手（5戦1勝）。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。4着に終わった。