ゴーオンハート（2012年生、母ハセノマジョラム）

経歴

デビュー前

1歳のとき、佐々木牧場から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、宮内牧場によって315万円で落札された。2歳のとき、宮内牧場から「北海道トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。

2歳（2014年）

12月27日、デビュー戦は酒井学騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝1800m 外回り晴/良）に出走。馬体重は452kg。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず5着に終わった。

3歳（2015年）

1月18日、中2週で迎えた2戦目は、木幡初也騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝1600m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く6着に終わった。

6月28日、約5か月半の休み明けで迎えた3戦目は、L.オールプレス騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。16頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚がパッとせず10着に敗れた。

7月25日、中3週で迎えた4戦目は、菱田裕二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館芝2000m 小雨/重）に出走。16頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では見せ場なく16着に終わった。

8月8日、中1週で迎えた5戦目は、杉原誠人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての16番人気で14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では速い脚を使えず13着に終わった。

8月29日、中2週で迎えた6戦目は、古川吉洋騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。端を取り切り、落ち着いたペースでレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚勢が衰えて9着に終わった。

4歳（2016年）

9月11日、約12か月半の休養明けで迎えた7戦目は、藤田弘治騎手を鞍上に迎えて、宮川成明とウマさん倶楽部杯（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のフェイマスワーズに2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

9月27日、中1週で迎えた8戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、一般C2五（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて10番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のハーモニーフォルスに4馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

10月16日、中2週で迎えた9戦目は、一般C1七（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は藤田弘治騎手（1戦1勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のミヤギデュランダルに6馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

11月1日、中1週で迎えた10戦目は、JBC川崎まであと2日（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で藤田弘治騎手（2戦2勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のキホンハシコに9馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

11月8日、連闘で迎えた11戦目は、一般B2二（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で藤田弘治騎手（3戦3勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立ち、で集団を引っ張る。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではきっちりと末脚を伸ばして、最後は2着のタイキガラハッドに3馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

11月20日、中1週で迎えた12戦目は、一般B1三（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で藤田弘治騎手（4戦4勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では自慢の末脚を爆発させて難なく抜け出し、最後は2着のスセソールに3馬身の差をつけて獅子奮迅の6連勝を決めた。

12月26日、中4週で迎えた13戦目は、西啓太騎手を鞍上に迎えて、一般C1十一（大井ダート1400m 曇/重）に出走。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、少し緩いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目の覚めるような末脚を爆発させて、最後は2着のカットビングラリーに1馬身半の差をつけて圧巻の7連勝を決めた。

5歳（2017年）

2月17日、中7週で迎えた14戦目は、一般C1四五（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で西啓太騎手（1戦1勝）。13頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚に勢いがなく6着に敗れた。

9月12日、約7か月の休養明けで迎えた15戦目は、御神本訓史騎手を鞍上に迎えて、一般C1八九（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと押しが足りず、3着に終わった。

10月3日、中2週で迎えた16戦目は、一般C1七八九（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で御神本訓史騎手（1戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びあぐねて7着に敗れた。

7歳（2019年）

4月10日、約18か月半の休養明けで迎えた17戦目は、山崎良騎手を鞍上に迎えて、中村倫也さん賞（大井ダート1600m 内回り雨/不良）に出走。14頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではいいところがなく14着に敗れた。

4月23日、中1週で迎えた18戦目は、一般C3五六（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山崎良騎手（1戦0勝）。15頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、少し遅いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ブラボーマンブルに交わされて3馬身差の2着となった。

5月23日、中3週で迎えた19戦目は、一般C3三四（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で山崎良騎手（2戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は垂れてしまい9着に敗れた。

6月25日、中4週で迎えた20戦目は、葛山晃平騎手を鞍上に迎えて、一般C2（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では弾けるような伸び脚で急追したが、勝ったナックテイオーに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

7月7日、中1週で迎えた21戦目は、一般C2十（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で葛山晃平騎手（1戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではきちんと終いの脚を伸ばして、最後は2着のベニノレジーナを3/4馬身振り切って圧倒的人気に応えた。

7月21日、中1週で迎えた22戦目は、一般C2六（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で葛山晃平騎手（2戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、ハクサンシップに交わされて2馬身半差の2着に敗北した。

9月24日、中8週で迎えた23戦目は、兼子千央騎手を鞍上に迎えて、一般C2二（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立つ形となり、で馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では卓出した伸び脚で追い上げたが、勝ったデュアリティに詰め切れず、6馬身差の2着に敗北した。

10月9日、中1週で迎えた24戦目は、吉野工芸の里フェスタ特別（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で兼子千央騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

10月29日、中2週で迎えた25戦目は、一般C1九（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で兼子千央騎手（2戦0勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、アリュモモフェイスに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

11月11日、中1週で迎えた26戦目は、一般C1七（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で兼子千央騎手（3戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では途轍もない末脚を爆発させて、最後は2着のオーミルーティンに2馬身の差をつけて下馬評通りの実力を証明した。

11月26日、中1週で迎えた27戦目は、一般B2六（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で兼子千央騎手（4戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に敗れた。