マイネルリファイン（2007年生、母レディレイナ）

マイネルリファイン（2007年1月30日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋洗練する」。毛色は鹿毛。種牡馬のチーフベアハート（当時14歳）と交配したレディレイナが8歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は山本昇寿。戦績は、中央平地11戦0勝、地方26戦4勝2着6回。2010年の不来方賞(地方重賞)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

当歳のとき、山本昇寿から「北海道セレクションセールサラブレッド当歳」に上場され、ビッグレッドファームによって1,470万円で落札された。

ラフィアンターフマンクラブにて総額2,200万円（22万×100口）で一口馬主が募集された。

相沢郁厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2009年）

8月2日、デビュー戦は松岡正海騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1800m 外回り曇/良）に出走。馬体重は456kg。16頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では決め手に欠いて7着に敗れた。

8月23日、中2週で迎えた2戦目は、石橋脩騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。18頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びが劣勢になり11着に終わった。

9月5日、中1週で迎えた3戦目は、大野拓弥騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（新潟芝1400m 晴/良）に出走。17頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、6着に終わった。

11月1日、中7週で迎えた4戦目は、川田将雅騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。14頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張り、3着に入った。

11月15日、中1週で迎えた5戦目は、2歳未勝利（東京ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は松岡正海騎手（1戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では切れ味光る末脚を披露したが、3着に終わった。

12月5日、中2週で迎えた6戦目は、2歳未勝利（中山ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で松岡正海騎手（2戦0勝）。16頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

12月19日、中1週で迎えた7戦目は、2歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で松岡正海騎手（3戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて4番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では出色の末脚を繰り出したが、5着に終わった。

3歳（2010年）

1月9日、中2週で迎えた8戦目は、佐藤哲三騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では鋭い脚を使えず9着に敗れた。

2月14日、中4週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は松岡正海騎手（4戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり4位の伸び脚を披露したが上位には届かず7着に敗れた。

3月6日、中2週で迎えた10戦目は、3歳未勝利（中京ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は石橋脩騎手（1戦0勝）。15頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位争いには参加できず9着に敗れた。

6月8日、約3か月の休養明けで迎えた11戦目は、3歳戦のナイスサドル特別（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は松岡正海騎手（5戦0勝）。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では伸びあぐねて10着に敗れた。

7月18日、中5週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた12戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。15頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず9着に敗れた。

8月22日、中4週で馬体重を前走から14kg戻して迎えた13戦目は、小林俊彦騎手を鞍上に迎えて、宮古川井兜明神岳レース（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

9月5日、中1週で迎えた14戦目は、うつくしまふくしま杯（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林俊彦騎手（1戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のアーノルドクィーンに9馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

9月20日、中1週で迎えた15戦目は、セプテンバーカップ（盛岡ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で小林俊彦騎手（2戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では堅実に脚を伸ばしたが、抜け出したサクラカムイオーを捕まえ切れず、半馬身差の2着に敗北した。

10月24日、中4週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた16戦目は、3歳地方重賞の不来方賞（盛岡ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で小林俊彦騎手（3戦1勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では素晴らしい伸び脚で猛追したが、勝ったロックハンドスターに詰め切れず、6馬身差の2着となった。

11月1日、連闘で迎えた17戦目は、一般B2二（水沢ダート1800m 小雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で小林俊彦騎手（4戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では強烈な末脚を弾けさせて突き抜け、最後は2着のロスチャイルドキーに5馬身の差をつけて断然人気に応えた。

11月22日、中2週で迎えた18戦目は、3歳地方重賞のダービーグランプリ（水沢ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で小林俊彦騎手（5戦2勝）。12頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず10着に終わった。

12月11日、中2週で迎えた19戦目は、ディセンバーカップ（水沢ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で小林俊彦騎手（6戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では目を引く伸び脚で猛追したが、勝ったブライティアピアに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

12月25日、中1週で迎えた20戦目は、海と高原のまちひろのレース（水沢ダート1600m 雪/不良）に出走。鞍上は8戦連続で小林俊彦騎手（7戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では勢いよく末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のスウィープザボードに1馬身1/4の差をつけて優勝

4歳（2011年）

1月9日、中1週で迎えた21戦目は、ダイヤモンドダストカップ（水沢ダート2000m 曇/不良）に出走。鞍上は9戦連続で小林俊彦騎手（8戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では堅実に脚を伸ばしたが、勝ったコアレスランナーに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

5月21日、約4か月半の休養明けで迎えた22戦目は、ハヤチネウスユキソウレース（盛岡ダート1600m 小雨/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で小林俊彦騎手（9戦3勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではシャープな伸び脚で猛追したが、勝ったサウンドサンデーに詰め切れず、1馬身差の2着となった。

6月4日、中1週で迎えた23戦目は、焼石岳レース（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で小林俊彦騎手（10戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず7着に敗れた。

6月27日、中2週で迎えた24戦目は、沢田盛夫利騎手を鞍上に迎えて、猊鼻渓舟下りレース（盛岡ダート1800m 雨/不良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、3着に終わった。

7月9日、中1週で迎えた25戦目は、FM岩手杯（盛岡芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は小林俊彦騎手（11戦3勝）。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では脚が残っておらず最後はナイトストーカーズと並んで6着同着となった。

7月25日、中1週で迎えた26戦目は、阿部英俊騎手を鞍上に迎えて、アンタレス賞（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では決め手が足りず11着に終わった。

8月14日、中2週で馬体重を前走から17kg減らして迎えた27戦目は、桂樹杯（盛岡芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は小林俊彦騎手（12戦3勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では目立つような脚を使えず6着に敗れた。

9月19日、中4週で迎えた28戦目は、北上コロッケレース（盛岡ダート1800m 小雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で小林俊彦騎手（13戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったオウシュウサンクスに詰め切れず、約10馬身差の2着に敗北した。

11月19日、中8週で迎えた29戦目は、滝観洞レース（盛岡ダート1600m 小雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で小林俊彦騎手（14戦3勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジワジワと伸び、3着に入り込んだ。

12月12日、中2週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた30戦目は、祈震災復興駒形賞（水沢ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で小林俊彦騎手（15戦3勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

12月25日、中1週で迎えた31戦目は、山本聡哉騎手を鞍上に迎えて、銀嶺賞（水沢ダート1800m 小雪/不良）に出走。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

5歳（2012年）

1月3日、連闘で迎えた32戦目は、ダイヤモンドダストカップ（水沢ダート2000m 小雪/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山本聡哉騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く6着に敗れた。

4月8日、約3か月の休養明けで迎えた33戦目は、須賀倉山レース（水沢ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で山本聡哉騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では全く伸びず5着に敗れた。

4月22日、中1週で迎えた34戦目は、みちゃおきいちゃおIBC賞（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は小林俊彦騎手（16戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では天稟の敢闘精神でゴールまで力走したが、3着に終わった。

5月21日、中3週で迎えた35戦目は、一般B2五（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林俊彦騎手（17戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のコスモクルトゥーラに7馬身の差をつけて久々に勝ち星を挙げた。

6月4日、中1週で迎えた36戦目は、一般B2二（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小林俊彦騎手（18戦4勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では鋭い脚を使えず4着に敗れた。

7月2日、中3週で迎えた37戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、ジュライカップ（水沢ダート2000m 曇/稍重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見せ場なく7着に敗れた。