エイシンミキサー（2013年生、母エイシンリョンサン）

エイシンミキサー（2013年2月20日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋混合する機器」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のシンボリクリスエス（当時14歳）と交配したエイシンリョンサンが17歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は栄進牧場。主な勝ち鞍は2018年の小野ひまわり特別(A2)。

経歴

デビュー前

沖芳夫厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2016年）

5月22日、デビュー戦は酒井学騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。馬体重は488kg。18頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では上がり4位の末脚を見せたが上位争いには絡めず12着に終わった。

6月18日、中3週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（阪神芝2400m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で酒井学騎手（1戦0勝）。18頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。競走中止となった。

7月30日、中5週で迎えた3戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝2000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。17頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走し、最後はヤマニンゲイナーと並んで5着同着となった。

8月20日、中2週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（小倉芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で和田竜二騎手（1戦0勝）。18頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚を伸ばせず8着に敗れた。

9月25日、中4週で迎えた5戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず7着に敗れた。

11月3日、中5週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた6戦目は、大山真吾騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず8着に敗れた。

11月15日、中1週で迎えた7戦目は、笹田知宏騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2（園田ダート1870m 曇/重）に出走。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見所を作れず5着に敗れた。

11月29日、中1週で迎えた8戦目は、吉村智洋騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見所を作れず5着に敗れた。

12月13日、中1週で迎えた9戦目は、木村健騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2一（園田ダート1400m 雨/重）に出走。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びあぐねて4着に終わった。

4歳（2017年）

4月18日、約4か月の休み明けで迎えた10戦目は、鴨宮祥行騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C3二（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のマサタケアポロンに9馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

5月5日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上C2四（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鴨宮祥行騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立ち、で一団を先導。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のテーオーピコタンに2馬身半の差をつけて圧倒的人気に応えた。

5月25日、中2週で迎えた12戦目は、4歳以上C2一（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で鴨宮祥行騎手（2戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では鬼脚を爆発させてあっさりと抜け出し、最後は2着のレーヌミラクルに3馬身の差をつけて3勝目を収める

6月16日、中2週で迎えた13戦目は、4歳以上C1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で鴨宮祥行騎手（3戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、イクシアにクビ差交わされて2着に甘んじた。

7月5日、中2週で迎えた14戦目は、3歳以上C1（園田ダート1230m 曇/不良）に出走。鞍上は大山真吾騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず5着に敗れた。

7月20日、中1週で迎えた15戦目は、3歳以上C1（園田ダート1870m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大山真吾騎手（2戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るクナウを次元の違う末脚で交わし去り、最後は5馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

8月9日、中2週で迎えた16戦目は、3歳以上C1（園田ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で大山真吾騎手（3戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では天資の負けん性を発揮してゴールまで力戦したが、3着に終わった。

8月23日、中1週で迎えた17戦目は、3歳以上B2（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で大山真吾騎手（4戦1勝）。12頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではいいところがなく5着に終わった。

9月13日、中2週で迎えた18戦目は、3歳以上B2（園田ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で大山真吾騎手（5戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びあぐねて5着に敗れた。

10月4日、中2週で迎えた19戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、3歳以上B2（園田ダート1870m 晴/重）に出走。7頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が衰えて4着に敗れた。

10月25日、中2週で迎えた20戦目は、3歳以上B2二（園田ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は大山真吾騎手（6戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では一際目立つ伸び脚で猛追したが、勝ったムッシュレノに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

11月10日、中1週で迎えた21戦目は、3歳以上B2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大山真吾騎手（7戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず4着に敗れた。

11月28日、中2週で迎えた22戦目は、3歳以上B2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大山真吾騎手（8戦1勝）。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のツルノヒトコエに3馬身の差をつけて制した。

12月21日、中2週で迎えた23戦目は、3歳以上B1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で大山真吾騎手（9戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではスパッと切れる脚で追い上げたが、抜け出したメッサーウイングにクビ差届かず2着に甘んじた。

5歳（2018年）

1月19日、中3週で迎えた24戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、シクラメン賞（園田ダート1400m 晴/重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では驚異的な末脚を爆発させて、最後は2着のミスティーフリップに1馬身の差をつけて単勝一倍台の支持に応えた。

2月27日、中5週で迎えた25戦目は、上郡赤松円心特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中学騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

3月21日、中2週で迎えた26戦目は、DASHよかわ特別（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で田中学騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では堅実な伸びを見せたが、勝ったスマイルプロバイドに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

4月19日、中3週で迎えた27戦目は、あけび賞（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で田中学騎手（3戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では別次元の末脚を炸裂させてすんなりと抜け出し、最後は2着のファインキャプテンに5馬身の差をつけて制した。

5月10日、中2週で迎えた28戦目は、若葉特別（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は鴨宮祥行騎手（4戦3勝）。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では切れる脚を使えず5着に敗れた。

6月13日、中4週で迎えた29戦目は、淀川特別（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は田中学騎手（4戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く5着に敗れた。

7月5日、中2週で迎えた30戦目は、小野ひまわり特別（園田ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は吉村智洋騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るオトコギを目の覚めるような末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて8勝目をつかんだ。

7月26日、中2週で迎えた31戦目は、3歳以上A1 A2（園田ダート1870m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉村智洋騎手（2戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、勝ったタガノスマイルに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

8月17日、中2週で迎えた32戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、ハンデ地方重賞の摂津盃（園田ダート1700m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではいい脚を見せられず5着に敗れた。

9月21日、中4週で迎えた33戦目は、3歳以上A1（園田ダート1400m 雨/不良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は吉村智洋騎手（3戦1勝）。5頭立ての2番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず4着に敗れた。

10月19日、中3週で迎えた34戦目は、3歳以上A1（園田ダート1870m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で吉村智洋騎手（4戦1勝）。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚が止まってしまい8着に終わった。

11月24日、中4週で迎えた35戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、久住山賞（佐賀ダート1800m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では天性の勝負根性でゴールまで力闘したが、4着に終わった。

12月8日、中1週で迎えた36戦目は、倉富隆一郎騎手を鞍上に迎えて、師走賞（佐賀ダート1750m 曇/稍重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚がパッとせず7着に敗れた。

6歳（2019年）

1月26日、中6週で迎えた37戦目は、球磨川賞（佐賀ダート1800m 雪/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で倉富隆一郎騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり9着に終わった。

6月2日、約4か月の休養明けで迎えた38戦目は、田中純騎手を鞍上に迎えて、短夜特別（佐賀ダート900m 曇/良）に出走。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

6月16日、中1週で迎えた39戦目は、あじさい特別（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は倉富隆一郎騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではぐんぐんと終いの脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のリトルカントリーをアタマ差振り切って9勝目を手に入れた。

6月29日、中1週で迎えた40戦目は、開聞岳賞（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で倉富隆一郎騎手（3戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では伸びが劣勢になり11着に敗れた。

9月8日、中9週で迎えた41戦目は、りんどう特別（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で倉富隆一郎騎手（4戦1勝）。11頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に終わった。

9月28日、中2週で迎えた42戦目は、エトワール賞（佐賀ダート1400m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で倉富隆一郎騎手（5戦1勝）。11頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり7着に終わった。

11月3日、中4週で迎えた43戦目は、神楽月賞（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で倉富隆一郎騎手（6戦1勝）。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、4着に終わった。