ドラゴンリアルオー（1993年生、母カルストンペガサス）

ドラゴンリアルオー（1993年5月4日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は青鹿毛。種牡馬のリアルシヤダイ（当時14歳）と交配したカルストンペガサスが10歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）北冠牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方22戦13勝2着5回。主な勝ち鞍は2000年の一般C。

経歴

デビュー前

斉藤義美厩舎（栗東）へ入厩。

5歳（1998年）

3月21日、デビュー戦は内田浩一騎手を鞍上に据えて、5歳以上500万下（中京ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は502kg。13頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず12着に終わった。

3月28日、連闘で迎えた2戦目は、5歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で内田浩一騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず11着に終わった。

4月11日、中1週で迎えた3戦目は、村山明騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線では今一つ伸び切れず14着に終わった。

5月3日、中2週で迎えた4戦目は、万代特別（新潟(地)ダート1700m 曇/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は内田浩一騎手（2戦0勝）。11頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。

5月16日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた5戦目は、5歳以上500万下の胎内川特別（新潟芝2200m 外回り晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で内田浩一騎手（3戦0勝）。14頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では末脚を伸ばせず14着に終わった。

8月14日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から7kg戻して迎えた6戦目は、吉留孝司騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1300m 曇/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のリュウダイラブリーに5馬身の差をつけて初白星を挙げた。

8月30日、中1週で迎えた7戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉留孝司騎手（1戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったゴーイングミニーから半馬身差の2着に敗北した。

9月13日、中1週で迎えた8戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉留孝司騎手（2戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のナントウエタニティに2馬身半の差をつけて2勝目を手にした。

9月21日、連闘で迎えた9戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉留孝司騎手（3戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のラブラブハッピーに2馬身半の差をつけて3勝目を奪取した。

9月27日、連闘で迎えた10戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で吉留孝司騎手（4戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のパノラマリイフォーに2馬身半の差をつけて4勝目をつかんだ。

10月17日、中2週で迎えた11戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で吉留孝司騎手（5戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のコウエイシャトルに3馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

11月8日、中2週で迎えた12戦目は、中島洋三騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のニホンピロブレイクに3馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

11月21日、中1週で迎えた13戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は吉留孝司騎手（6戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6歳（1999年）

7月11日、約7か月半の休み明けで迎えた14戦目は、後藤孝鎮騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月19日、中9週で迎えた15戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉留孝司騎手（7戦5勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったミネハルから7馬身差の2着となった。

10月17日、中3週で迎えた16戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は後藤孝鎮騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のフクヒメに2馬身半の差をつけて7勝目を奪取した。

11月6日、中2週で迎えた17戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は中島洋三騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のダイイチユタカに7馬身の差をつけて8勝目を手にした。

11月28日、中2週で迎えた18戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は後藤孝鎮騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったハードダンスから3/4馬身差の2着に敗北した。

12月26日、中3週で迎えた19戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉留孝司騎手（8戦5勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったニホンピロセイントから半馬身差の2着に敗北した。

7歳（2000年）

1月9日、中1週で迎えた20戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で吉留孝司騎手（9戦5勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のマグナムをアタマ差制して1着ゴールを果たした。

1月24日、中1週で迎えた21戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で吉留孝司騎手（10戦6勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のノースヘルメスに4馬身の差をつけて10勝目を達成した。

2月26日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた22戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉留孝司騎手（11戦7勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のムーンレーベルに1馬身の差をつけて制した。

3月20日、中2週で馬体重を前走から7kg絞って迎えた23戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で吉留孝司騎手（12戦8勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のマイネルアーチャーに2馬身半の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

4月23日、中4週で迎えた24戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で吉留孝司騎手（13戦9勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のジェンツサンダーに2馬身半の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

5月5日、中1週で迎えた25戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で吉留孝司騎手（14戦10勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったハードダンスから4馬身差の2着に敗北した。

5月27日、中2週で迎えた26戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で吉留孝司騎手（15戦10勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。8着に敗れた。