第63回 アルゼンチン共和国杯 (G2)

レース展開

ミステリーウェイが馬群をリードする展開、少し離れた2番手をマイネルカンパーナが追走

ミステリーウェイが逃げを打つ恰好となり、リードを2馬身以上保って集団を先導。単独の2番手にマイネルカンパーナが続く。その直後、ホーエリートが3番手の絶好位につける。そのすぐ後ろ、ギャラクシーナイトとボルドグフーシュは好位に収まる。先団後ろのポジションに付けたのはローシャムパーク。その1馬身後ろ、セレシオンとショウナンアデイブは中団前寄り。サスツルギとディマイザキッドは中団馬群の丁度真ん中を併走。プラダリアは中団後方の位置。その後ろ、シュトルーヴェが12番手。ハギノアルデバランは後方6番手に控えて前方各馬の出方をうかがう。ボーンディスウェイとスティンガーグラスは後方4番手に待機して虎視眈々と機をうかがう。その少し後ろ、後方2番手の位置でひっそりと末脚を温存するのはワイドエンペラーとニシノレヴナント。どん尻にメイショウブレゲがいる隊列で最初のコーナーを通過。

アルゼンチン共和国杯、ミステリーウェイが古馬の貫禄を見せる様な力走で重賞初挑戦初制覇を果たす

先頭はミステリーウェイでリードは1馬身。2番手にマイネルカンパーナ、ホーエリート、ボルドグフーシュらが続く。そのすぐ後ろ、ショウナンアデイブが5番手。1馬身離れて、ギャラクシーナイトとローシャムパークが6番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、先頭をひた走るミステリーウェイ。そのままミステリーウェイが持久力に富んだ末脚で粘り込み、最後はグイグイと追い迫った1番人気のスティンガーグラスを半馬身退けて勝利した。2着のスティンガーグラスからアタマ差の3着には、中団の位置から切れ味のいい末脚を繰り出したディマイザキッドが入った。そこから半馬身遅れた4着には、中団前目で直線を迎えたセレシオンが入線、さらにクビ差の5着には、後方3番手にいたシュトルーヴェが食い込み、さらにそこからハナ差の6着には2番人気のホーエリートが入った。