レース展開

カンクロが後続を率いる形、2番手に続くプレストクィーン

カンクロが端をきる恰好となり、リードを1馬身ほど確保して集団を引っ張っていく。単独の2番手にプレストクィーンが続く。その直後、フォーチュンローが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションに付けたのはクーファセミラミス。その1馬身後ろ、ミシカは中団前寄り。パンナムクリッパーは中団馬群の丁度真ん中を追走。ミラクルジェムは中団後方の位置。そのあと、カネショウシルクが8番手。コスモミラージュは後方4番手に待機して前方各馬の動きを静観。後方3番手で腰を据えて折り合い重視で運ぶのはミウラチャーリー。後方2番手の位置でじっと我慢して末脚を温存するのはヘッズ。どん尻にサイレントミリオンがいる隊列で最初のコーナーを通過。

加藤光雄先輩還暦記念、ミシカが古豪の威厳を見せる様な迫力のある走りで勝利数を13に伸ばす

先頭はカンクロでリードは1馬身。単独の2番手にフォーチュンローが続く。その後ろ、ミシカとプレストクィーンが3番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、2番手から抜け出したのはフォーチュンロー。そのまま押し切る態勢だったが、好位にいたミシカが目を見張るような末脚を爆発させてフォーチュンローを差し切ると、最後は3/4馬身の差をつけて勝利をモノにした。2着のフォーチュンローから1馬身半差の3着には、逃げ粘ったカンクロが入った。そこから1馬身遅れた4着には、中団後方で直線を迎えたミウラチャーリーが入線した。1番人気のプレストクィーンは好位にいたが見せ場なく6着に敗れた。