第37回 新潟大賞典 (G3)

レース展開

アーデントが集団を引っ張る展開、少し離れた位置をデウスウルトが追走

アーデントが先手を取り、後続との差を2馬身以上保って一団を引っ張っていく。単独の2番手にデウスウルトが続く。その後ろ、クランモンタナとパッションダンスが3番手の好位につける。先団後ろのポジションに付けたのはラングレー。その1馬身後ろ、ナカヤマナイトは中団前寄り。ダコールとアズマシャトルは中団馬群のど真ん中を併走。ハギノハイブリッドは中団後方の位置取り。その直後、マテンロウボスとメイショウカンパクが10番手。マイネルディーンとヒットザターゲットは後方4番手に控えて進出の機を待つ。後方2番手の位置でじっとして力を温存するのはアルフレードとユールシンギング。最後尾にダノンヨーヨーがいる隊列で最初のコーナーを通過。

新潟大賞典、ダコールが古馬の地力を見せる様な迫力十分の走りで待望の重賞初制覇

先頭はアーデントでリードは2馬身以上。2番手にクランモンタナ、デウスウルト、パッションダンスらが続く。その後ろ、ラングレーとナカヤマナイトが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、5番手から抜け出したのは13番人気のナカヤマナイト。そのまま押し切るかに見えたが、中団前目にいたダコールが豪快な末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は後続に1馬身1/4の差をつけて勝利を手にした。2着には、5番手の位置から持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばした13番人気のナカヤマナイトが続き、2着とクビ差の3着には、後方3番手の位置から切れ味のいい末脚を発揮したアルフレードが入った。そこから半馬身遅れた4着には、逃げ粘ったアーデントが入線、さらにハナ差の5着には、好位にいたラングレーが食い込んだ。1番人気のデウスウルトは2番手にいたが失速して13着に敗れた。2番人気のマテンロウボスは中団後方にいたが最後一杯になって16着に敗れた。