サンタアニタトロフィートライアル

レース展開

シャルフジンが後続を引き連れる展開、その直後を進むフィリオデルソル

シャルフジンがハナを奪う形となり、リードを1馬身ほど確保して集団を引っ張っていく。単独の2番手にフィリオデルソルが続く。その後ろ、タブラオが3番手の絶好位につける。その1馬身後ろ、ラストストーリーは中団前寄り。ロンコーネは中団馬群の真ん中を追走。キタノインディは中団後方の位置。その直後、ゴダイリキが7番手。後方3番手でじっくりと折り合い重視で運ぶのはピュアオーシャン。後方2番手の位置でじっと我慢して末脚を温存するのはハデスキーパー。どん尻にジョンソンテソーロがいる隊列で最初のコーナーを通過。

サンタアニタトロフィートライアル、ハデスキーパーが古豪の地力を示す様な迫力十分の走りで勝利数を12に伸ばす

先頭はシャルフジンでリードは1馬身。単独の2番手にタブラオが続く。そのすぐ後ろ、キタノインディが3番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、4番手から抜け出したのはラストストーリー。そのまま押し切るかに見えたが、中団後方にいたハデスキーパーが次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は後続に3馬身の差をつけて勝利を物にした。2着には、中団前目の位置からしぶとく脚を使って伸び続けたラストストーリーが続き、2着とクビ差の3着には、2番手の位置からじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘した8番人気のタブラオが入った。逃げた1番人気のシャルフジンは粘りを欠いて10着に敗れた。2番人気のジョンソンテソーロは中団にいたがもうひとつ伸びを欠き4着に敗れた。