オーストラリアトロフィー (L)

レース展開

ケイアイアストンがレースを牽引、僅差でセブンシークィーンが続く

ケイアイアストンが逃げを打ち、僅かなリードでレースを牽引。2番手にセブンシークィーンが続く。そのあと、マチカネハヤテが3番手の絶好位につける。少し空いて、ナカヤマパラダイスは好位に取り付く。先団後ろのポジションにいるのはアーバニティとボストンオー。その1馬身後ろ、コスモベルとグッドキララは中団前目。リキサンファイターとマイネルフォーグは中団馬群の真ん中を併走。シンボリグランは中団後方の位置取り。続いて、マルカフェニックスが12番手。サンダルフォンは後方6番手に控えて虎視眈々と機を待つ。イースターは後方5番手に控えて進出の機を待つ。ストリートスタイルは後方4番手に控えて他馬の様子をうかがいながらの競馬。後方2番手の位置で脚を溜めるのはアーバンストリートとダイシングロウ。最後尾にファリダットがいる隊列で最初のコーナーを通過。

オーストラリアT、サンダルフォンがベテラン馬のプライドを示す様な力強い走りで先頭ゴールを果たす

先頭はケイアイアストンでリードは1馬身。単独の2番手にセブンシークィーンが続く。そのあと、マチカネハヤテ、ナカヤマパラダイス、アーバニティらが3番手。1馬身離れて、コスモベルとボストンオーが6番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、10番手から抜け出したのは2番人気のシンボリグラン。そのまま押し切るかに思われたが、中団後方にいたサンダルフォンが目を見張るような末脚を炸裂させてシンボリグランを差し切ると、最後は半馬身の差をつけてトップでゴールに飛び込んだ。2着のシンボリグランから半馬身差の3着には、先行勢の後ろの位置から稟賦の負けん気を発揮してゴールまで力戦したコスモベルが入った。そこから半馬身遅れた4着には、後方2番手で直線を迎えた1番人気のファリダットが入線、さらにハナ差の5着には、同じく後方2番手にいたストリートスタイルが食い込み、さらにそこからハナ差の6着にはアーバニティが入った。