第106回 天皇賞（秋） (G1)

レース展開

メジロパーマーが端を切る形、僅かな差でダイタクヘリオスが続く

メジロパーマーが端に立つ形となり、僅かなリードで集団を先導。2番手にダイタクヘリオスが続く。その直後、イクノディクタス、トウカイテイオー、トウショウファルコらが3番手の好位につける。先団後ろのポジションに付けたのはヤマニングローバルとナイスネイチャ。その1馬身後ろ、ミスタースペインとカリブソングは中団前め。ジャニスは中団馬群の真ん中付近を追走。オースミロッチは中団後方の位置。その後ろ、ツルマイナスが12番手。ホワイトストーンは後方6番手に控えて他馬の様子をうかがいながらの競馬。レッツゴーターキンは後方5番手で前方各馬の動きを静観。最後尾にメイショウビトリア、タニノボレロ、ムービースター、ヌエボトウショウらがいる隊列で最初のコーナーを通過。

天皇賞（秋）、レッツゴーターキンが切れ味鋭い差し脚を繰り出して秋の盾を手中に収める

先頭はダイタクヘリオスでリードは1馬身。2番手にトウカイテイオーとトウショウファルコが続く。その直後、メジロパーマー、イクノディクタス、ナイスネイチャらが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、中団後方にいたレッツゴーターキンが自慢の末脚を爆発させ前にいた11頭をごぼう抜きし、最後は後続に1馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。2着には、後方3番手の位置から見事な伸び脚を見せたムービースターが続き、2着と半馬身差の3着には、中団前目の位置から力感溢れるフットワークでゴールまで走り切った15番人気のヤマニングローバルが入った。そこから半馬身遅れた4着には、好位で直線を迎えた2番人気のナイスネイチャが入線、さらに半馬身差の5着には、中団にいたホワイトストーンが食い込み、さらにそこからハナ差の6着にはヌエボトウショウが入った。1番人気のトウカイテイオーは2番手にいたが失速して7着に敗れた。