第32回 アルゼンチン共和国杯 (G2)

レース展開

ダイゴウソウルが馬群をリードする形、直後の2番手にシャンソニエールが続く

ダイゴウソウルが果敢に端を奪い、後続との差を1馬身ほどキープして馬群を牽引。単独の2番手にシャンソニエールが続く。そのあと、アサヒジュピターが3番手の絶好位につける。2馬身以上離れて、マチカネアレグロは好位を確保。先団後ろのポジションにいるのはステージチャンプとリアルボーイ。その1馬身後ろ、ウエストディーンは中団前め。アイルトンシンボリは中団馬群の真ん中あたりを追走。ジャムシード、ヤマニンドリーマー、ムッシュシェクルらは中団後方の位置。後方2番手の位置でゆっくりと構えるのはシゲノランボーとゴールデンアイ。少し離れた最後方にシャコーグレイドがいる隊列で最初のコーナーを通過。

アルゼンチン共和国杯、マチカネアレグロが持ち味のレースセンスを活かした安定感のある内容で重賞ウィナーの称号を手にする

先頭はダイゴウソウルでリードは1馬身。単独の2番手にシャンソニエールが続く。そのすぐ後ろ、アサヒジュピターとマチカネアレグロが3番手。1馬身離れて、ステージチャンプが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、好位にいた2番人気のマチカネアレグロが豪快な末脚を爆発させて先頭に立ち、最後はグイグイと追い迫った1番人気のアイルトンシンボリをクビ差で封じてトップでゴールを駆け抜けた。2着のアイルトンシンボリからアタマ差の3着には、先行勢の後ろの位置から切れ味のいい末脚を発揮したステージチャンプが入った。そこから半馬身遅れた4着には、逃げ粘ったダイゴウソウルが入線、さらに2馬身半差の5着には、好位にいたアサヒジュピターが食い込んだ。