フィリピントロフィー

レース展開

ニシノラッシュが馬群を引き連れる展開、体半分差の2番手にアグネスハビットが続く

ニシノラッシュが先陣を切る形となり、僅かなリードで一団を牽引。2番手にアグネスハビットが続く。その直後、ダンツカナリーとシゲルチャグチャグが3番手の好位につける。先団後ろのポジションに付けたのはレッドラウダ、ブラッククローバー、ハピネスら3頭。その1馬身後ろ、アルティマブラッドは中団前目。グレイトチャーターとスノーエンジェルは中団馬群のちょうど真ん中を併走。メラグラーナは中団後方の位置取り。後方7番手でジックリと折り合いをつけるのはエフェクト、スマートカルロス、キタサンラブコールら3頭。後方2番手の位置でじっとして力を温存するのはタガノバラード。最後尾にジョディーズロマンがいる隊列で最初のコーナーを通過。

フィリピンT、メラグラーナが凄まじい差し脚を弾けさせて前の馬たちを楽々とねじ伏せる

先頭はダンツカナリーでリードは1馬身。2番手にアグネスハビットとニシノラッシュが続く。その後ろ、レッドラウダ、ブラッククローバー、シゲルチャグチャグらが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、7番手から抜け出したのはハピネス。そのまま押し切る態勢だったが、11番手にいた2番人気のメラグラーナが豪脚を炸裂させ前にいた10頭をごぼう抜きし、最後は後続に2馬身半の差をつけて勝利をモノにした。2着には、中団前目の位置から忍耐力が光る走りを見せたハピネスが続き、2着とクビ差の3着には、後方3番手の位置からキレのある末脚を発揮したキタサンラブコールが入った。そこから半馬身遅れた4着には、2番手で直線を迎えた1番人気のニシノラッシュが入線、さらにアタマ差の5着には、中団にいたグレイトチャーターが食い込んだ。