レース展開

ナムラハテンコウが集団を引っ張る展開、そのあとにライジングタイドが続く

ナムラハテンコウが端を奪い、リードを1馬身ほど保って一団を引っ張っていく。単独の2番手にライジングタイドが続く。その直後、スタンダールが3番手の絶好位につける。その後ろ、ゴッドブレスシチーは好位を確保。先団後ろのポジションに付けたのはメジロシルビア。その1馬身後ろ、カミノオージャは中団前め。エーピーハルハルは中団馬群の真ん中を追走。シルクハイブリッドは中団後方の位置取り。そのあと、アーバンプリンスが9番手。マイネルブライドルは後方5番手に待機して前方各馬の出方をうかがう。ミルキーレオキスは後方4番手で前方各馬を見ながらの競馬。後方3番手で腰を落ち着けて折り合いに専念するのはジューンハピネス。後方2番手の位置で力を溜めるのはボンフェム。しんがりにオリーヴフォンテンがいる隊列で最初のコーナーを通過。

’01フェイスフルビット特別、ゴッドブレスシチーが早めに先頭を奪って、そのまま押し切る隙の無い横綱競馬で3勝目を挙げる

先頭はナムラハテンコウ、ライジングタイド、ゴッドブレスシチーら3頭でリードは1馬身。アーバンプリンスが4番手。1馬身離れて、メジロシルビアが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、単独で先頭に立ったのはゴッドブレスシチー。そのままゴッドブレスシチーが持久力に富んだ末脚で粘り込み、最後は後続に1馬身の差をつけて勝利した。2着には、4番手の位置から矢のように疾駆した1番人気のアーバンプリンスが続き、2着とクビ差の3着には、中団後方の位置から閃光のような末脚を発揮したシルクハイブリッドが入った。そこから3馬身遅れた4着には、先行勢の後ろで直線を迎えた2番人気のメジロシルビアが入線、さらに1馬身半差の5着には、中団にいたジューンハピネスが食い込んだ。