’04メトロポリタンジューンカップ

レース展開

ニッケルスイソが端に立つ形、そのすぐ後ろに続くドリームサラ

ニッケルスイソがハナを奪う恰好となり、後続との差を1馬身ほど保って馬群を先導。単独の2番手にドリームサラが続く。そのあと、ニシノハーロックとエイシンフジサンが3番手の好位につける。先団後ろのポジションにいるのはエビスイーグル。その1馬身後ろ、フジアンジュは中団前め。ベルモントシーザーは中団馬群の真ん中を追走。ヤマニンデュークは中団後方の位置取り。続いて、ヒロショウグンが9番手。その直後、コマノブリザードが10番手。そのすぐ後ろ、オレンジパワーが11番手。タカオライアンは後方5番手に控えて前方各馬の動きを静観。シーサーハーンは後方4番手で機をうかがう。後方3番手で腰を据えて運ぶのはメジログリーン。後方2番手の位置でどっしりと構えるのはミヤビペルセウス。どん尻にヤスミダブリンがいる隊列で最初のコーナーを通過。

’04メトロポリタンジューンC、メジログリーンが威力十分の末脚を爆発させて前の各馬を軽々と交わす

先頭はニッケルスイソでリードは1馬身。単独の2番手にドリームサラが続く。その後ろ、エイシンフジサンとフジアンジュが3番手。1馬身離れて、ベルモントシーザーが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、依然として先頭で粘り続けるニッケルスイソ。そのまま押し切る態勢だったが、10番手にいた2番人気のメジログリーンが次元の違う末脚を炸裂させ前にいた9頭を次々と抜き去り、最後は後続に4馬身の差をつけて勝利を掴み取った。2着には、逃げ粘ったニッケルスイソが続き、2着とクビ差の3着には、2番手の位置から稟賦の闘志でゴールまで力戦したドリームサラが入った。そこから半馬身遅れた4着には、後方2番手で直線を迎えたヤスミダブリンが入線、さらにハナ差の5着には、中団にいたヤマニンデュークが食い込んだ。1番人気のエビスイーグルは中団にいたが見せ場なく10着に敗れた。