’02グローリーカップ

レース展開

ケイエススワンが後続を率いる展開、その直後を追走するエーブマックイーン

ケイエススワンがハナに立つ恰好となり、後続との差を1馬身ほどキープして馬群を牽引。単独の2番手にエーブマックイーンが続く。その直後、ファイブビーンズが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションにいるのはヤングウメ。その1馬身後ろ、ヒルノマインドは中団前寄り。ローランハアモニーは中団馬群の真ん中あたりを追走。シルクセレクションは中団後方の位置。その後ろ、タカトモトップガンが8番手。ダテノバサラは後方4番手に控えて前方各馬をうかがいながらの競馬。後方3番手で腰を据えて折り合いに専念するのはパワフルダンサー。後方2番手の位置で力をタメるのはミヤノシャダイ。最後方にスーパーダンディーがいる隊列で最初のコーナーを通過。

’02グローリーC、シルクセレクションが中団前目からビュッと切れる決め脚を披露して先行各馬を一気に追い抜く

先頭はミヤノシャダイでリードは1馬身。単独の2番手にエーブマックイーンが続く。その後ろ、ヒルノマインドとファイブビーンズが3番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、3番手から抜け出したのは1番人気のファイブビーンズ。そのまま押し切るかに思われたが、中団前目にいた2番人気のシルクセレクションが鮮烈な末脚を炸裂させてファイブビーンズを差し切ると、最後は3/4馬身の差をつけてトップでゴールに飛び込んだ。2着のファイブビーンズから1馬身半差の3着には、3番手の位置から力感溢れる脚運びでゴールまで走り切ったヒルノマインドが入った。そこから3/4馬身遅れた4着には、途中から先頭に立ったミヤノシャダイが入線した。