第18回 エリザベス女王杯 (G1)

レース展開

ケイウーマンが一団を引っ張る形、その少し後ろをアルファキュートが追走

ハナに立ったのはケイウーマン。リードを2馬身以上キープして一団を牽引。単独の2番手にアルファキュートが続く。続いて、ユキノビジンとスターバレリーナが3番手の好位につける。その後ろ、ベストダンシングは好位に収まる。先団後ろのポジションに付けたのはデンコウセッカとノースフライト。その1馬身後ろ、スーパータマモ、タカノプリマ、ベガらは中団前寄り。ホクトベガは中団馬群の真ん中付近を追走。サツマノンリーとスガノセカイイチは中団後方の位置。ライブハウスは後方5番手に控えて他馬の様子を見ながらの競馬。後方5番手でじっくりと運ぶのはスエヒロジョウオーとノーブルメロディー。後方2番手の位置で悠悠と構えるのはメジロリリー。最後尾にメイショウサンサンがいる隊列で最初のコーナーを通過。

エリザベス女王杯、ホクトベガが一際際立つ決め脚を披露して中距離女王の座を奪取

先頭はケイウーマンでリードは1馬身。2番手にデンコウセッカ、アルファキュート、スターバレリーナ、ユキノビジンらが続く。その直後、ノースフライトとベストダンシングが6番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、6番手から抜け出したのはノースフライト。そのまま押し切るかに思われたが、中団前目にいたホクトベガが別次元の末脚を炸裂させ前にいた7頭を差し切り、最後は後続に1馬身半の差をつけてトップでゴールに飛び込んだ。2着には、6番手の位置から見事な伸び脚で驀進したノースフライトが続き、2着と2馬身差の3着には、中団前目の位置から長くいい脚を使ってゴールまで走り切った2番人気のベガが入った。そこからクビ差遅れた4着には、後方3番手で直線を迎えたノーブルメロディーが入線、さらにクビ差の5着には、好位にいたベストダンシングが食い込み、さらにそこからクビ差の6着にはデンコウセッカが入った。1番人気のスターバレリーナは2番手にいたが失速して9着に敗れた。