フィリピントロフィー

レース展開

スズノオオタカが後続を先導、2番手を進むマイティースコール

スズノオオタカが単騎で逃げる形となり、リードを1馬身ほどキープして集団を牽引。単独の2番手にマイティースコールが続く。その後ろ、アグネスピンキーとヤマノレオが3番手の好位につける。その1馬身後ろ、ローガンサファイアとウエスタンムサシは中団前寄り。キンシノキセキは中団馬群の丁度真ん中を追走。ヴァッフシュテルケとバクシンテイオーは中団後方の位置。後方2番手の位置で息を潜めて末脚を温存するのはケイアイユニコーンとヒカリトリトン。シンガリにカシノタロンがいる隊列で最初のコーナーを通過。

フィリピンT、バクシンテイオーが別次元の決め脚を炸裂させてライバルたちを一刀両断

先頭はスズノオオタカでリードは2馬身以上。単独の2番手にマイティースコールが続く。その後ろ、アグネスピンキーとヤマノレオが3番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、8番手から抜け出したのは11番人気のヴァッフシュテルケ。そのまま押し切るかに見えたが、後方4番手にいたバクシンテイオーが豪快な末脚を爆発させ前にいた8頭を交わし、最後は後続に1馬身3/4の差をつけて勝利を挙げた。2着には、中団後方の位置から持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いた11番人気のヴァッフシュテルケが続き、2着とハナ差の3着には、3番手の位置から天稟の我慢強さを発揮してゴールまで力走したヤマノレオが入った。そこからアタマ差遅れた4着には、中団前目で直線を迎えた2番人気のキンシノキセキが入線した。1番人気のローガンサファイアは中団前目にいたが失速して9着に敗れた。