第126回 目黒記念 (G2)

レース展開

セイカアレグロが後続を牽引、2番手を進むスマートロビン

セイカアレグロが敢然とハナを奪い、後続との差を1馬身ほど保ってレースを進める。単独の2番手にスマートロビンが続く。そのすぐ後ろ、ダノンバラードが3番手の絶好位につける。2馬身以上差があって、トウカイパラダイスは好位を奪取。先団後ろのポジションにいるのはタッチミーノットとサンテミリオン。その1馬身後ろ、カワキタコマンド、ユニバーサルバンク、トレイルブレイザーらは中団前寄り。コスモロビンは中団馬群のど真ん中を追走。ネヴァブションは中団後方の位置取り。その後ろ、キングトップガンが12番手。アイノカゼとピエナファンタストは後方5番手で機を待つ。モンテクリスエスは後方4番手に待機して他馬の様子を見ながらの競馬。後方2番手の位置でじっと我慢して脚をタメるのはコパノジングーとエアポートメサ。少し離れた最後尾にマイネルアンサーがいる隊列で最初のコーナーを通過。

目黒記念、スマートロビンが優れた自在性を駆使した安定感のある競馬で悲願の重賞初制覇

先頭はセイカアレグロでリードは半馬身。2番手にスマートロビンが続く。そのあと、ダノンバラードとトウカイパラダイスが3番手。1馬身離れて、ユニバーサルバンクとサンテミリオンが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、2番手にいた1番人気のスマートロビンが一完歩ずつ確実に末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は後続に1馬身3/4の差をつけて1着ゴールを果たした。2着には、3番手の位置から持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたトウカイパラダイスが続き、2着と3/4馬身差の3着には、中団の位置から強靭な末脚を披露したコスモロビンが入った。そこからハナ差遅れた4着には、好位で直線を迎えたダノンバラードが入線、さらにクビ差の5着には、先行勢の後ろにいたユニバーサルバンクが食い込み、さらにそこから半馬身差の6着にはモンテクリスエスが入った。2番人気のタッチミーノットは中団にいたが伸びが甘くなり7着に敗れた。