第125回 天皇賞（春） (G1)

レース展開

エリモブライアンが集団を牽引、2番手の位置にボーンキングが取り付く

エリモブライアンが端を奪い、リードを1馬身ほどキープしてレースを引っ張っていく。単独の2番手にボーンキングが続く。そのあと、アドマイヤロードが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションにいるのはキングザファクト。少し空いて、マンハッタンカフェとナリタトップロードは中団前目。さらに2馬身以上差があって、ジャングルポケットは中団後方の位置取り。さらに2馬身以上離れて、アクティブバイオは後方4番手に控えて前の動きを静観。後方3番手で折り合いに専念するのはトシザブイ。後方2番手の位置で息を潜めて力をタメるのはサンライズペガサス。どん尻にホワイトハピネスがいる隊列で最初のコーナーを通過。

天皇賞（春）、マンハッタンカフェが見事な末脚を爆発させて最強ステイヤーの称号を獲得

先頭はボーンキングでリードは半馬身。2番手にエリモブライアンとキングザファクトが続く。その後ろ、ナリタトップロードが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、中団前目にいた2番人気のマンハッタンカフェがきっちりと終いの脚を伸ばして先頭に立ち、最後は段々と追い迫ったジャングルポケットをクビ差で封じて勝利を掴んだ。2着のジャングルポケットから半馬身差の3着には、4番手の位置からジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走した1番人気のナリタトップロードが入った。そこから1馬身1/4遅れた4着には、途中から先頭に立ったボーンキングが入線した。