第37回 エリザベス女王杯 (G1)

レース展開

レジェンドブルーが集団を先導、2番手の位置にマイネジャンヌが取り付く

先頭を行くのはレジェンドブルー。リードを1馬身ほど確保して集団を引っ張っていく。単独の2番手にマイネジャンヌが続く。続いて、オールザットジャズとヴィルシーナが3番手の好位につける。先団後ろのポジションにいるのはスマートシルエット。その1馬身後ろ、クリスマスキャロルは中団前寄り。ホエールキャプチャは中団馬群の真ん中を追走。マイネイサベルは中団後方の位置取り。そのすぐ後ろ、アカンサスとラシンティランテが9番手。そのあと、レインボーダリアとマイネオーチャードが11番手。エリンコートは後方4番手に控えて他馬の様子を見ながらの競馬。後方3番手で腰を据えて運ぶのはフミノイマージン。2馬身以上空いて、後方2番手の位置でひっそりと脚をタメるのはメルヴェイユドール。少し離れた最後方にピクシープリンセスがいる隊列で最初のコーナーを通過。

エリザベス女王杯、レインボーダリアがパワフルな末脚を弾けさせて中距離女王の称号を勝ち取る

先頭はオールザットジャズでリードは半馬身。2番手にレジェンドブルーが続く。その後ろ、エリンコートが3番手。1馬身離れて、マイネジャンヌとヴィルシーナが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、4番手から抜け出したのは1番人気のヴィルシーナ。そのまま押し切る態勢だったが、中団後方にいたレインボーダリアが豪快な末脚を爆発させてヴィルシーナを交わすと、最後はクビ差先着して勝利を手にした。2着のヴィルシーナからアタマ差の3着には、最後方の位置から閃光の如き末脚を披露したピクシープリンセスが入った。そこから1馬身3/4遅れた4着には、後方4番手で直線を迎えた15番人気のマイネオーチャードが入線、さらに3/4馬身の5着には、途中から先頭に立ったオールザットジャズが食い込んだ。2番人気のフミノイマージンは後方2番手にいたがもうひと伸びが足りず11着に敗れた。