第31回 アルゼンチン共和国杯 (G2)

レース展開

シャンソニエールが集団を引き連れる形、直後の位置にロンシャンボーイが続く

シャンソニエールが端に立つ形となり、後続との差を1馬身ほど確保してレースを牽引。単独の2番手にロンシャンボーイが続く。その後ろ、ホワイトストーンが3番手の絶好位につける。そのすぐ後ろ、テンジンショウリは好位に収まる。先団後ろのポジションに付けたのはアイルトンシンボリとトモエサーペン。その1馬身後ろ、シャコーグレイド、オートラディア、パリスハーリーらは中団前目。ムッシュシェクルとカミノクレッセは中団後方の位置取り。エイシンテネシーは後方6番手に控えて前方各馬の動きを静観。後方7番手で折り合いに専念するのはアサヒジュピター、エイティボレー、ケイワンら3頭。後方2番手の位置でじっと我慢して脚を溜めるのはセンゴクシルバー。シンガリにダイワジェームスがいる隊列で最初のコーナーを通過。

アルゼンチン共和国杯、ムッシュシェクルが中位から強力な末脚を炸裂させて前の各馬をきっちりと交わす

先頭はシャンソニエールでリードは1馬身。2番手にロンシャンボーイ、カミノクレッセ、ダイワジェームスらが続く。そのすぐ後ろ、テンジンショウリとケイワンが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、中団後方にいたムッシュシェクルが豪脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は懸命に食い下がるセンゴクシルバーを半馬身退けて勝利を挙げた。2着のセンゴクシルバーから1馬身半差の3着には、後方4番手の位置から妙々たる末脚を披露したアサヒジュピターが入った。そこから半馬身遅れた4着には、2番手で直線を迎えたダイワジェームスが入線、さらに半馬身差の5着には、後方2番手にいたアイルトンシンボリが食い込み、さらにそこから3/4馬身差の6着には17番人気のケイワンが入った。1番人気のエイシンテネシーは中団前目にいたが見せ場なく11着に敗れた。2番人気のシャコーグレイドは中団後方にいたが最後一杯になって17着に敗れた。