第9回 秋華賞 (G1)

レース展開

フェミニンガールが一団を引っ張る形、そのすぐ後ろにバレエブランが続く

主導権を奪ったのはフェミニンガール。リードを1馬身ほど保って集団を先導。単独の2番手にバレエブランが続く。続いて、ダンスインザムード、メイショウオスカル、アズマサンダースらが3番手の好位につける。先団後ろのポジションにいるのはウイングレットとインゴット。その1馬身後ろ、フレンチアイディアは中団前め。グローリアスデイズとヤマニンシュクルは中団馬群の真ん中を併走。サイレントアスクは中団後方の位置。そのすぐ後ろ、ヤマニンアラバスタが12番手。ヒカルドウキセイは後方6番手に控えて前方各馬を見ながらの競馬。後方7番手で腰を落ち着けて折り合いをつけるのはドルチェリモーネ、フィーユドゥレーヴ、レクレドールら3頭。後方2番手の位置でじっと我慢して力を溜めるのはスイープトウショウ。少し離れた最後尾にマルカフローリアンがいる隊列で最初のコーナーを通過。

秋華賞、スイープトウショウが稲光の様な末脚を繰り出してG1ホースの称号をゲット

先頭はフェミニンガールでリードは体半分。2番手にダンスインザムードが続く。その後ろ、フレンチアイディア、メイショウオスカル、バレエブラン、アズマサンダースらが3番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、7番手から抜け出したのはヤマニンシュクル。そのまま押し切るかに見えたが、後方3番手にいた2番人気のスイープトウショウが次元の違う末脚を炸裂させてヤマニンシュクルを差し切ると、最後は半馬身の差をつけて勝利を決めた。2着のヤマニンシュクルから5馬身差の3着には、中団前目の位置からじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったウイングレットが入った。そこからアタマ差遅れた4着には、2番手で直線を迎えた1番人気のダンスインザムードが入線、さらにハナ差の5着には、中団後方にいたヤマニンアラバスタが食い込み、さらにそこからハナ差の6着にはレクレドールが入った。