第43回 クイーンステークス (G3)

レース展開

アスクセレニティーが馬群を率いる展開、体半分差の2番手にトップサンキストが続く

アスクセレニティーがハナを切る恰好となり、体半分のリードでレースを牽引。2番手にトップサンキストが続く。その後ろ、アマミヴィーナス、オトメノイノリ、クイーンソネット、ベルグユーミン、センボンザクラらが3番手の好位につける。その1馬身後ろ、シェラタン、メジロメンカール、サイレントハピネスらは中団前寄り。ステージプリマとサクラキャンドルは中団後方の位置取り。ファストハーベストとアラマサキャップは後方4番手で進出の機を待つ。後方3番手でじっくりと折り合いに専念するのはブンブクエメラルド。しんがりにトチノエンゼルとライズライズがいる隊列で最初のコーナーを通過。

クイーンS、サクラキャンドルが早めに動いていく強気なレース運びで重賞初挑戦初制覇を果たす

先頭はアスクセレニティーでリードは1馬身。単独の2番手にサイレントハピネスが続く。そのあと、トップサンキストとセンボンザクラが3番手。1馬身離れて、ステージプリマとサクラキャンドルが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、先行勢の後ろにいたサクラキャンドルがグイグイと終いの脚を伸ばして先頭に躍り出て、最後は後続に1馬身半の差をつけて勝利を挙げた。2着には、後方5番手の位置から逸出した伸び脚で追い上げたアラマサキャップが続き、2着とクビ差の3着には、先行勢の後ろの位置からゴールまでジンワリと伸びたステージプリマが入った。そこからハナ差遅れた4着には、最後方で直線を迎えたライズライズが入線、さらに1馬身3/4差の5着には、中団後方にいたシェラタンが食い込み、さらにそこから半馬身差の6着にはオトメノイノリが入った。1番人気のサイレントハピネスは2番手にいたが失速して11着に敗れた。2番人気のクイーンソネットは中団前目にいたが最後一杯になって12着に敗れた。