第22回 サンケイスポーツ賞4歳牝馬特別 (G2)

レース展開

クリロータリーが集団を率いる形、直後の位置にタクノチドリ、マックスビューティ、ビューティフル、サクラタイムが続く

先頭を走るのはクリロータリー。後続を1馬身ほど離して一団を先導。2番手にタクノチドリ、マックスビューティ、ビューティフル、サクラタイムらが並ぶ。そのあと、ベストプリンセス、カルストンペガサス、カネヤマブキ、トキノキャロルらが6番手の好位につける。ヒダカミセバヤ、ワンダーレジスト、クリキャロルらは中団後方の位置。セントバッカスとメジロローラーは後方4番手に待機して前方各馬の動きを静観。後方2番手の位置でユッタリと構えるのはメジロフルマーとダイナシルエット。少し離れたどん尻にドウカンジョーがいる隊列で最初のコーナーを通過。

サンケイスポーツ賞4歳牝馬特別、マックスビューティが天性のレースセンスを駆使した巧みな取り口で5連勝で2つ目の重賞タイトルをつかむ

先頭はクリロータリーでリードは1馬身。2番手にタクノチドリ、サクラタイム、マックスビューティらが続く。その後ろ、カルストンペガサスとビューティフルが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、依然として先頭で粘り続けるクリロータリー。そのまま押し切るかに思われたが、2番手にいた1番人気のマックスビューティが豪脚を爆発させて先頭に立ち、最後は後続に1馬身半の差をつけてトップでゴールに飛び込んだ。2着には、逃げ粘ったクリロータリーが続き、2着と3馬身半差の3着には、中団後方の位置から力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張ったワンダーレジストが入った。そこからアタマ差遅れた4着には、最後方で直線を迎えた2番人気のメジロフルマーが入線、さらにクビ差の5着には、中団前目にいたクリキャロルが食い込み、タクノチドリドウカンジョータクノチドリとドウカンジョーの2頭が並んで6着同着となった。