第171回 天皇賞（春） (G1)

レース展開

ジャンカズマが馬群をリードする展開、少し離れた2番手をプラダリアとマイネルエンペラーが追走

ジャンカズマが先手を取り、後続との差を2馬身以上保って馬群を先導。2番手にプラダリアとマイネルエンペラーが並ぶ。そのあと、サンライズアースが4番手の絶好位につける。先団後ろのポジションに付けたのはアラタ。少し離れて、ヘデントールとハヤテノフクノスケは中団前寄り。ショウナンラプンタは中団馬群の真ん中付近を追走。ブローザホーンとリミットバスターは中団後方の位置。シュヴァリエローズは後方5番手に待機して他馬の出方をうかがう。後方5番手で折り合いをつけるのはウインエアフォルクとジャスティンパレス。最後尾にワープスピードとビザンチンドリームがいる隊列で最初のコーナーを通過。

天皇賞（春）、ヘデントールが思い切りがいい競馬で春の盾を手中に収める

先頭はマイネルエンペラーでリードは1馬身。単独の2番手にサンライズアースが続く。その後ろ、ジャスティンパレスとショウナンラプンタが3番手。1馬身離れて、ハヤテノフクノスケ、プラダリア、ヘデントールらが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、先行勢の後ろにいた1番人気のヘデントールが次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後はグイグイと追い迫ったビザンチンドリームをアタマ差で凌ぎ切り勝利を手中に収めた。2着のビザンチンドリームから3馬身差の3着には、3番手の位置から超凡な末脚を披露したショウナンラプンタが入った。そこから2馬身遅れた4着には、2番手で直線を迎えた2番人気のサンライズアースが入線、さらに1馬身1/4の5着には、途中から先頭に立ったマイネルエンペラーが食い込んだ。