スピカステークス

レース展開

アガラスが全馬を引き連れる展開、その半馬身後ろを進むグランスピード

アガラスが逃げる形となり、体半分のリードで馬群を牽引。2番手にグランスピードが続く。そのあと、アールクインダムが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションに付けたのはシャフトオブライト、クロミナンス、トミケンボハテルら3頭。その1馬身後ろ、サクラトゥジュールは中団前寄り。モンブランテソーロは中団馬群のど真ん中を追走。アラスカは中団後方の位置取り。その直後、ミスニューヨークとエストが10番手。後方5番手で腰を落ち着けて折り合い重視で運ぶのはモンテグロッソとショウナンハレルヤ。後方2番手の位置でひっそりと力を溜めるのはアドマイヤスコール。少し離れた最後尾にスーパーブレイクがいる隊列で最初のコーナーを通過。

スピカS、ミスニューヨークが中位から良い決め脚を見せて先行各馬を一気に追い抜く

先頭はグランスピードでリードは1馬身。2番手にアドマイヤスコール、シャフトオブライト、サクラトゥジュール、アールクインダムらが続く。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、6番手から抜け出したのはモンブランテソーロ。そのまま押し切る態勢だったが、中団後方にいた1番人気のミスニューヨークが猛烈な末脚を爆発させてモンブランテソーロを交わすと、最後はクビ差先着してトップでゴールに入った。2着のモンブランテソーロからクビ差の3着には、途中から先頭に立ったグランスピードが入った。そこから1馬身遅れた4着には、2番手で直線を迎えたアールクインダムが入線、さらにアタマ差の5着には、同じく2番手にいたサクラトゥジュールが食い込んだ。2番人気のクロミナンスは中団前目にいたが末脚不発で6着に敗れた。