冬木立賞

レース展開

エッシャーが全馬を率いる展開、そのあとを追走するクルセイズスピリツ

逃げたのはエッシャー。後続との差を1馬身ほど保って馬群を先導。単独の2番手にクルセイズスピリツが続く。そのあと、ヴァルラームが3番手の絶好位につける。そのすぐ後ろ、ブルミラコロは好位に取り付く。先団後ろのポジションにいるのはアンティノウス。その1馬身後ろ、フランシスコダイゴは中団やや前。シャインヴィットゥは中団馬群の丁度真ん中を追走。サンニコーラは中団後方の位置取り。その後ろ、ヒザクリゲが9番手。続いて、アンサンブルライフが10番手。その直後、ヴォーガが11番手。スピーディクールは後方5番手に控えて前方各馬をうかがいながらの競馬。ラプラスは後方4番手に控えて虎視眈々と機をうかがう。後方3番手でじっくりと運ぶのはリコーヴィッカース。後方2番手の位置でひっそりと末脚を温存するのはマッチレスヒーロー。最後尾にエイシンスレイマンがいる隊列で最初のコーナーを通過。

冬木立賞、サンニコーラが中位から一際際立つ決め脚を披露して前方の馬達を一気にねじ伏せる

先頭はエッシャーでリードは1馬身。単独の2番手にクルセイズスピリツが続く。そのあと、ブルミラコロが3番手。その直後、ヴァルラームが4番手。1馬身離れて、アンティノウスが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、5番手から抜け出したのは1番人気のアンティノウス。そのまま押し切るかに思われたが、中団後方にいたサンニコーラが圧倒的な末脚を弾けさせてアンティノウスを交わすと、最後はクビ差先着してトップでゴールに飛び込んだ。2着のアンティノウスからクビ差の3着には、3番手の位置からジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったブルミラコロが入った。そこからクビ差遅れた4着には、2番手で直線を迎えた2番人気のクルセイズスピリツが入線、さらに1馬身半差の5着には、後方2番手にいたマッチレスヒーローが食い込んだ。