ディセンバーステークス

レース展開

ケープポイントが一団を引っ張る展開、そのすぐ後ろにウイリアムテルとトーワトリプルが取り付く

ハナに立ったのはケープポイント。リードを1馬身ほど保って一団を牽引。2番手にウイリアムテルとトーワトリプルが並ぶ。そのすぐ後ろ、ハワイアンコーラルが4番手の絶好位につける。その1馬身後ろ、ガスティーホースとアキニシキは中団やや前。バレロッソは中団後方の位置。ミョウジントップは後方4番手に待機して機をうかがう。後方3番手で折り合い重視で運ぶのはナイスナイスナイス。後方2番手の位置でじっと我慢して末脚を温存するのはスダビート。どん尻にダイナフランカーがいる隊列で最初のコーナーを通過。

ディセンバーS、スダビートが中位からキレのある差し脚を発揮して前方の馬達を一気に交わす

先頭はトーワトリプルでリードは半馬身。2番手にケープポイントが続く。少し差があって、ウイリアムテルとハワイアンコーラルが3番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、3番手から抜け出したのは1番人気のハワイアンコーラル。そのまま押し切る態勢だったが、中団後方にいた2番人気のスダビートが自慢の末脚を弾けさせて先頭に立ち、最後は後続に1馬身3/4の差をつけて1着ゴールを果たした。2着には、3番手の位置からしぶとさが光る走りを見せた1番人気のハワイアンコーラルが続き、2着と1馬身半差の3着には、中団前目の位置からジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったガスティーホースが入った。そこから半馬身遅れた4着には、後方2番手で直線を迎えたナイスナイスナイスが入線した。