レース展開

アナスタシオが一団を牽引、そのあとにトミケンゲヌークが取り付く

端に立ったのはアナスタシオ。後続との差を1馬身ほど保ってレースを牽引。単独の2番手にトミケンゲヌークが続く。その直後、タイセイチーフが3番手の絶好位につける。続いて、クルーズラミレスは好位をキープ。先団後ろのポジションにいるのはフィーユドトネール。その1馬身後ろ、ケンイーサリアムは中団前寄り。キャッスルワンダーは中団馬群の丁度真ん中を追走。トーセンバーディーは中団後方の位置取り。そのあと、サンエイロードが9番手。ダイチャンは後方5番手に控えて進出の機をうかがう。レインハートは後方4番手に控えて他馬の出方をうかがう。後方3番手でジックリと折り合いに専念するのはリンノストーン。後方2番手の位置でじっとして脚をタメるのはジッテ。シンガリにメイショウザイルがいる隊列で最初のコーナーを通過。

あつぎ飯山桜まつり特別、クルーズラミレスが強みである自在性を駆使した隙のない内容で優勝

先頭はアナスタシオでリードは1馬身。単独の2番手にクルーズラミレスが続く。その後ろ、フィーユドトネールが3番手。そのすぐ後ろ、ダイチャンが4番手。1馬身離れて、ケンイーサリアムとトミケンゲヌークが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、2番手にいた1番人気のクルーズラミレスがグングンと終いの脚を伸ばして先頭に躍り出て、最後は後続に1馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。2着には、4番手の位置からシャープな伸びを見せたダイチャンが続き、2着とアタマ差の3着には、3番手の位置からゴールまでじわりじわりと伸びたフィーユドトネールが入った。そこからクビ差遅れた4着には、逃げ粘ったアナスタシオが入線、さらに1馬身差の5着には、中団後方にいた11番人気のメイショウザイルが食い込んだ。2番人気のサンエイロードは後方2番手にいたがいいところなく14着に敗れた。