アレキサンドライトステークス

レース展開

カネツフルーヴが馬群を率いる形、直後の2番手にタマモアピールが取り付く

カネツフルーヴが敢然とハナを奪い、後続との差を1馬身ほどキープして一団を牽引。単独の2番手にタマモアピールが続く。その直後、ワンダーウォーカーが3番手の絶好位につける。続いて、ナイスキングオーは好位をキープ。先団後ろのポジションに付けたのはトーヨーサンバとエアピエール。その1馬身後ろ、ロッキーアピールとシャンハイブルースは中団前寄り。ジーティーボスは中団馬群の丁度真ん中を追走。カリブカフェとゲイリーエクシードは中団後方の位置取り。後方2番手の位置でじっとして脚を溜めるのはスキャンボーイ、タケデンジュリアス、バクシンヒーロー。しんがりにホクトブルーバードがいる隊列で最初のコーナーを通過。

アレキサンドライトS、タケデンジュリアスが疾風の如き豪脚を披露して前方の馬達を一気にねじ伏せる

先頭はカネツフルーヴでリードは1馬身。単独の2番手にタマモアピールが続く。その直後、ワンダーウォーカーが3番手。1馬身離れて、ナイスキングオーとエアピエールが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、4番手から抜け出したのはエアピエール。そのまま押し切る態勢だったが、後方2番手にいたタケデンジュリアスが鮮烈な末脚を炸裂させ前にいた13頭をごぼう抜きし、最後は後続に1馬身の差をつけてトップでゴールに飛び込んだ。2着には、先行勢の後ろの位置から持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたエアピエールが続き、2着と3/4馬身差の3着には、中団前目の位置からゴールまでじわりじわりと伸びた13番人気のゲイリーエクシードが入った。そこからクビ差遅れた4着には、同じく中団前目で直線を迎えたシャンハイブルースが入線、さらに3/4馬身差の5着には、最後方にいた15番人気のホクトブルーバードが食い込んだ。逃げた1番人気のカネツフルーヴは粘りを欠いて8着に敗れた。2番人気のタマモアピールは2番手にいたが最後一杯になって14着に敗れた。