第34回 アルゼンチン共和国杯 (G2)

レース展開

メジロスズマルが後続をリードする形、2番手に続くインターライナー

先手を取ったのはメジロスズマル。後続を1馬身ほど離してレースを牽引。単独の2番手にインターライナーが続く。少し差があって、ステージプリマが3番手の絶好位につける。その後ろ、プレイリークイーンは好位をキープ。先団後ろのポジションに付けたのはカシノエタニティとオースミベスト。その1馬身後ろ、ダイタクサージャン、ファッションショー、ヤシマソブリンらは中団前目。ナイスネイチャ、メイデンホーク、カミノマジックらは中団後方の位置。トウカイパレスとシグナスヒーローは後方5番手で機を待つ。ユノペンタゴンは後方4番手に待機して前方各馬の動きを静観。後方3番手で腰を据えて折り合い重視で運ぶのはジャストプレイズ。後方2番手の位置でじっとして脚を溜めるのはエルウェーウィン。少し離れた最後方にキタサンテイオーがいる隊列で最初のコーナーを通過。

アルゼンチン共和国杯、エルウェーウィンが低かった前評判を歯牙にも掛けない奮闘を見せて勝利を手中に収める

先頭はメジロスズマルでリードは1馬身。2番手にステージプリマとプレイリークイーンが続く。その直後、オースミベストとカミノマジックが4番手。1馬身離れて、ファッションショーとヤシマソブリンが6番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、中団前目まで進出していた14番人気のエルウェーウィンが自慢の末脚を炸裂させ前にいた7頭を差し切り、最後は後続に1馬身半の差をつけてトップでゴールへと飛び込んだ。2着には、後方3番手の位置から目覚ましい伸び脚で驀進したトウカイパレスが続き、2着と1馬身3/4差の3着には、4番手の位置からゴールまでじわりじわりと伸びた2番人気のカミノマジックが入った。そこからクビ差遅れた4着には、中団で直線を迎えたシグナスヒーローが入線、さらに3/4馬身差の5着には、好位にいた1番人気のオースミベストが食い込み、さらにそこからアタマ差の6着にはジャストプレイズが入った。