カミノマジック（1991年生、母キユーテイハニー）

カミノマジック（1991年4月20日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のリヴリア（当時9歳）と交配したキユーテイハニーが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）若林牧場。戦績は、中央平地46戦7勝2着5回。1995年、1996年と京都大賞典(G2)で2回3着に入った他、1995年のオールカマー(G2)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

工藤嘉見厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1994年）

5月15日、デビュー戦は南井克巳騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（新潟ダート1700m 曇/良）に出走。馬体重は434kg。7頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり6着に敗れた。

5月28日、中1週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（阪神芝1600m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で南井克巳騎手（1戦0勝）。14頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを10番手で通過。直線ではパワフルな末脚を披露し、4着に入り込んだ。

6月18日、中2週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で南井克巳騎手（2戦0勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天与の負けん性を発揮して諦めることなく走り切ったが、3着に終わった。

7月2日、中1週で迎えた4戦目は、菊沢隆仁騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではいいところがなく5着に敗れた。

7月23日、中2週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は南井克巳騎手（3戦0勝）。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るレッドアリダーを鮮やかな末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

8月6日、中1週で迎えた6戦目は、4歳以上500万下の留萌特別（札幌芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で南井克巳騎手（4戦1勝）。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではパワフルな末脚を披露し、3着に入った。

8月20日、中1週で迎えた7戦目は、4歳以上500万下の奥尻特別（札幌芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で南井克巳騎手（5戦1勝）。10頭立ての3番人気で11番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではあとひと伸びが足りず、3着に終わった。

4歳（1995年）

2月4日、約5か月半の休養明けで迎えた8戦目は、5歳以上500万下（小倉芝2000m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は菊沢隆仁騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではビュッと切れる脚で追い上げたが、勝ったチェンジを3/4馬身捉え切れず2着に敗北した。

2月19日、中1週で迎えた9戦目は、5歳以上500万下（小倉芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菊沢隆仁騎手（2戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では凄まじい末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のマンポイントに1馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

3月12日、中2週で迎えた10戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の中京スポーツ杯（中京芝1800m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で菊沢隆仁騎手（3戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で猛追したが、抜け出したクレセントパワーを捕まえ切れず、クビ差の2着に甘んじた。

3月25日、中1週で迎えた11戦目は、5歳以上900万下の長良川特別（中京芝1800m 小雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で菊沢隆仁騎手（4戦1勝）。16頭立ての1番人気に推されて15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では息の長い末脚を繰り出したが、3着に終わった。

4月16日、中2週で迎えた12戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の明石特別（京都芝2000m 小雨/良）に出走。鞍上は5戦連続で菊沢隆仁騎手（5戦1勝）。16頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

4月29日、中1週で迎えた13戦目は、5歳以上900万下の八ヶ岳特別（東京芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で菊沢隆仁騎手（6戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では猛烈な末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のメジロアムールを半馬身振り切って3勝目を挙げた。

6月11日、中5週で迎えた14戦目は、菊沢隆徳騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下の支笏湖特別（札幌芝2000m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では逸出した伸び脚で猛追したが、勝ったシアトルスズカに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

6月25日、中1週で迎えた15戦目は、4歳以上900万下の道新スポーツ賞（札幌芝2600m 曇/良）に出走。鞍上は南井克巳騎手（6戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったキャニオンストームに詰め切れず、1馬身3/4差の2着に敗北した。

7月16日、中2週で迎えた16戦目は、4歳以上900万下の日高特別（札幌芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で南井克巳騎手（7戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のケリソンに1馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

8月6日、中2週で迎えた17戦目は、巴賞（函館芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で南井克巳騎手（8戦2勝）。15頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では速い脚を使えず9着に敗れた。

9月2日、中3週で迎えた18戦目は、ハンデ戦の博多ステークス（小倉芝2000m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で南井克巳騎手（9戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では凄まじい末脚を弾けさせて突き抜け、最後は2着のスピードアイリスに3馬身半の差をつけて5勝目をつかんだ。

9月18日、中1週で迎えた19戦目は、G2のオールカマー（中山芝2200m 外回り晴/稍重）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は菊沢隆仁騎手（7戦2勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

10月8日、中2週で迎えた20戦目は、G2の京都大賞典（京都芝2400m 外回り小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で菊沢隆仁騎手（8戦2勝）。13頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切り、3着に入った。

10月22日、中1週で迎えた21戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦でオープンの東京スポーツ杯（東京芝2400m 晴/良）に出走。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では驚異的な末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のダイイチフローネをハナ差振り切って圧倒的支持に応えた。

11月18日、中3週で迎えた22戦目は、岡部幸雄騎手を鞍上に迎えて、ハンデG2のアルゼンチン共和国杯（東京芝2500m 晴/良）に出走。13頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位には届かず5着に敗れた。

12月9日、中2週で迎えた23戦目は、ハンデG2の鳴尾記念（阪神芝2500m 曇/良）に出走。鞍上は菊沢隆仁騎手（9戦2勝）。12頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず6着に終わった。

12月24日、中1週で迎えた24戦目は、六甲ステークス（阪神芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で菊沢隆仁騎手（10戦2勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では目立つような脚を使えず7着に敗れた。

5歳（1996年）

3月17日、約3か月の間隔を開けて迎えた25戦目は、ハンデG3の中京記念（中京芝2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で菊沢隆仁騎手（11戦2勝）。16頭立ての12番人気で14番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを16番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず12着に終わった。

3月31日、中1週で迎えた26戦目は、G2の産経大阪杯（阪神芝2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は南井克巳騎手（10戦3勝）。12頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では目立つような脚を使えず11着に終わった。

4月21日、中2週で迎えた27戦目は、G1の天皇賞（春）（京都芝3200m 外回り晴/良）に出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は武豊騎手（1戦1勝）。16頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず16着に終わった。

5月12日、中2週で迎えた28戦目は、ハンデG3の新潟大賞典（新潟芝2000m 外回り曇/重）に出走。鞍上は菊沢隆仁騎手（12戦2勝）。14頭立ての13番人気で大外14番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位争いには加われず9着に終わった。

5月25日、中1週で迎えた29戦目は、ハンデ戦でオープンのメイステークス（東京芝2400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菊沢隆仁騎手（13戦2勝）。13頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、抜け出したダイゴウソウルを捕まえ切れず、半馬身差の2着となった。

6月15日、中2週で迎えた30戦目は、エメラルドステークス（阪神芝2500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で菊沢隆仁騎手（14戦2勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では次元の違う末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のステージチャンプに1馬身半の差をつけて制した。

7月7日、中2週で迎えた31戦目は、G1の宝塚記念（阪神芝2200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で菊沢隆仁騎手（15戦3勝）。13頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では脚が残っておらず12着に敗れた。

9月8日、中8週で迎えた32戦目は、G3の朝日チャレンジカップ（阪神芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で菊沢隆仁騎手（16戦3勝）。11頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

10月6日、中3週で迎えた33戦目は、G2の京都大賞典（京都芝2400m 外回り晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で菊沢隆仁騎手（17戦3勝）。14頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

10月27日、中2週で迎えた34戦目は、G1の天皇賞（秋）（東京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で菊沢隆仁騎手（18戦3勝）。17頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では決め手に欠いて8着に終わった。

11月16日、中2週で迎えた35戦目は、ハンデG2のアルゼンチン共和国杯（東京芝2500m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で菊沢隆仁騎手（19戦3勝）。18頭立ての2番人気に推されて16番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、3着に終わった。

12月7日、中2週で迎えた36戦目は、ハンデG2の鳴尾記念（阪神芝2500m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で菊沢隆仁騎手（20戦3勝）。15頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず最後はサンキョウシュートと並んで9着同着となった。

6歳（1997年）

1月5日、中3週で迎えた37戦目は、ハンデG3の京都金杯（京都芝2000m 雨/良）に出走。鞍上は10戦連続で菊沢隆仁騎手（21戦3勝）。16頭立ての9番人気で大外16番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では今一つ伸び切れず11着に終わった。

1月19日、中1週で迎えた38戦目は、ハンデG2の日経新春杯（京都芝2400m 外回り晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で菊沢隆仁騎手（22戦3勝）。15頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見せ場を作れず6着に終わった。

2月16日、中3週で迎えた39戦目は、ハンデG3の小倉大賞典（小倉芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は南井克巳騎手（11戦3勝）。16頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず12着に敗れた。

5月11日、約3か月の間隔を開けて迎えた40戦目は、ハンデG3の新潟大賞典（新潟芝2000m 外回り晴/良）に出走。鞍上は菊沢隆仁騎手（23戦3勝）。14頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず7着に終わった。

12月21日、約7か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた41戦目は、六甲ステークス（阪神芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で菊沢隆仁騎手（24戦3勝）。15頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを12番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず8着に終わった。

7歳（1998年）

1月5日、中1週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた42戦目は、ハンデG3の中山金杯（中山芝2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は菊沢隆徳騎手（1戦0勝）。15頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では決め手に欠いて7着に終わった。

1月25日、中2週で馬体重を前走から16kg戻して迎えた43戦目は、ハンデG2の日経新春杯（京都芝2400m 外回り晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は菊沢隆仁騎手（25戦3勝）。16頭立ての15番人気で14番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり9着に終わった。

2月15日、中2週で迎えた44戦目は、G2の京都記念（京都芝2200m 外回り曇/良）に出走。鞍上は南井克巳騎手（12戦3勝）。11頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚がパッとせず9着に終わった。

2月28日、中1週で迎えた45戦目は、ハンデ戦でオープンの大阪城ステークス（阪神芝2000m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は武豊騎手（2戦1勝）。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず7着に終わった。

3月15日、中1週で迎えた46戦目は、沢昭典騎手を鞍上に迎えて、G2の中山記念（中山芝1800m 晴/良）に出走。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず8着に終わった。