第114回 天皇賞（秋） (G1)

レース展開

トウカイタローが後続を引き連れる形、2番手に続くカネツクロス

トウカイタローが先頭に立つ格好となり、後続との差を1馬身ほどキープして馬群を牽引。単独の2番手にカネツクロスが続く。そのあと、バブルガムフェローが3番手の絶好位につける。そのすぐ後ろ、ナリタキングオーは好位に取り付く。先団後ろのポジションに付けたのはゴーゴーゼットとマヤノトップガン。その1馬身後ろ、ベストタイアップ、ユウセンショウ、マーベラスサンデーらは中団やや前。ジェニュインとマイネルブリッジは中団後方の位置取り。ナイスネイチャ、サクラローレル、ヤシマソブリンらは後方4番手で進出の機を待つ。少し離れた最後尾にカミノマジック、ダイタクサージャン、マイヨジョンヌらがいる隊列で最初のコーナーを通過。

天皇賞（秋）、バブルガムフェローが終始前目追走の内容で天皇賞馬の称号を手に入れる

先頭はトウカイタローでリードは体半分。2番手にカネツクロスが続く。その後ろ、バブルガムフェローとナリタキングオーが3番手。1馬身離れて、ゴーゴーゼットとマヤノトップガンが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、好位にいたバブルガムフェローが息長く終いの脚を伸ばして先頭に立ち、最後は懸命に食い下がるマヤノトップガンを半馬身退けて勝利を掴んだ。2着のマヤノトップガンからクビ差の3着には、中団後方の位置から強靭な末脚を発揮した1番人気のサクラローレルが入った。そこからアタマ差遅れた4着には、中団で直線を迎えた2番人気のマーベラスサンデーが入線、さらに1馬身半差の5着には、先行勢の後ろにいたゴーゴーゼットが食い込み、さらにそこからアタマ差の6着にはベストタイアップが入った。