第40回 エリザベス女王杯 (G1)

レース展開

ウインリバティが一団を引き連れる展開、その少し後ろをリラヴァティが追走

先手を取ったのはウインリバティ。リードを2馬身以上保ってレースを牽引。単独の2番手にリラヴァティが続く。2馬身以上空いて、フーラブライドが3番手の絶好位につける。その後ろ、リメインサイレントとフェリーチェレガロは好位をキープ。先団後ろのポジションにいるのはタガノエトワール。その1馬身後ろ、シャトーブランシュとシュンドルボンは中団前寄り。クイーンズリングとマリアライトは中団馬群のちょうど真ん中を併走。タッチングスピーチとノボリディアーナは中団後方の位置取り。ラキシスとヌーヴォレコルトは後方5番手に待機して機をうかがう。パワースポットは後方4番手で他馬の出方をうかがう。後方3番手でじっくりと折り合い重視で運ぶのはルージュバック。最後方にメイショウマンボとスマートレイアーがいる隊列で最初のコーナーを通過。

エリザベス女王杯、マリアライトが積極果断な立ち回りで中距離女王の称号を掴み取る

先頭はウインリバティでリードは2馬身以上。単独の2番手にリラヴァティが続く。その後ろ、タガノエトワールが3番手。そのすぐ後ろ、フーラブライドが4番手。その直後、フェリーチェレガロが5番手。1馬身離れて、リメインサイレント、シャトーブランシュ、マリアライトらが6番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、先行勢の後ろにいたマリアライトがきちんと末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は段々と追い迫った1番人気のヌーヴォレコルトをクビ差で封じて勝利を物にした。2着のヌーヴォレコルトからハナ差の3着には、中団後方の位置から長くいい末脚でゴールまで頑張ったタッチングスピーチが入った。そこから半馬身遅れた4着には、最後方で直線を迎えたルージュバックが入線、さらにクビ差の5着には、同じく最後方にいたスマートレイアーが食い込み、さらにそこからアタマ差の6着にはフーラブライドが入った。2番人気のラキシスは中団前目にいたがいいところなく11着に敗れた。