第69回 クイーン賞 (Jpn3)

レース展開

パライバトルマリンが全馬を引き連れる形、その直後に続くビジン

パライバトルマリンが果敢にハナを奪い、後続との差を1馬身ほどキープして馬群を牽引。単独の2番手にビジンが続く。そのすぐ後ろ、ライオットガールが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションに付けたのはテリオスベル。その1馬身後ろ、ノーブルシルエットは中団前目。ティーズハクアは中団馬群の真ん中付近を追走。グレースルビーは中団後方の位置。ゴールデンヒーラーは後方4番手で前方各馬の出方をうかがう。後方3番手で折り合いに専念するのはサルサレイア。後方2番手の位置でどっしりと構えるのはサブルドール。最後方にエイシンレミーがいる隊列で最初のコーナーを通過。

クイーン賞、ライオットガールが破壊力十分の末脚を炸裂させて前の各馬をアッサリと交わす

先頭はパライバトルマリンでリードは1馬身。単独の2番手にテリオスベルが続く。そのあと、ライオットガールが3番手。1馬身離れて、ノーブルシルエットが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、2番手から抜け出したのは1番人気のテリオスベル。そのまま押し切る態勢だったが、絶好位にいたライオットガールが次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は後続に2馬身半の差をつけて勝利を挙げた。2着には、2番手の位置から目覚ましい伸び脚で猛進した1番人気のテリオスベルが続き、2着と3/4馬身差の3着には、逃げ粘ったパライバトルマリンが入った。そこから9馬身遅れた4着には、中団後方で直線を迎えたサルサレイアが入線した。