第38回 エリザベス女王杯 (G1)

レース展開

エディンが端に立つ形、そのすぐ後ろに続くセキショウ

エディンが先手を奪い、後続との差を1馬身ほど保ってレースを引っ張っていく。単独の2番手にセキショウが続く。そのすぐ後ろ、セレブリティモデルとラキシスが3番手の好位につける。先団後ろのポジションにいるのはスピードリッパーとトーセンアルニカ。その1馬身後ろ、メイショウマンボは中団前目。ヴィルシーナは中団馬群の真ん中あたりを追走。ホエールキャプチャは中団後方の位置。その直後、ハナズゴールとタガノイノセンスが10番手。その後ろ、ディアデラマドレ、ミッドサマーフェア、レインボーダリアらが12番手。後方5番手でじっくりと折り合い重視で運ぶのはオールザットジャズとアロマティコ。後方2番手の位置でじっと我慢して脚をタメるのはマルセリーナ。少し離れたシンガリにデニムアンドルビーがいる隊列で最初のコーナーを通過。

エリザベス女王杯、メイショウマンボがシャープな差し脚を弾けさせて中距離女王の称号を射止める

先頭はエディンでリードは1馬身。2番手にセキショウとラキシスが続く。その後ろ、セレブリティモデル、スピードリッパー、トーセンアルニカらが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、2番手から抜け出したのはラキシス。そのまま押し切るかに思われたが、中団前目にいた2番人気のメイショウマンボが強烈な末脚を爆発させて先頭に立ち、最後は後続に1馬身1/4の差をつけて勝利をモノにした。2着には、2番手の位置から迫力のある伸びを見せたラキシスが続き、2着とクビ差の3着には、中団の位置から切れ味のいい末脚を繰り出したアロマティコが入った。そこから1馬身3/4遅れた4着には、好位で直線を迎えたトーセンアルニカが入線、さらにアタマ差の5着には、後方3番手にいたデニムアンドルビーが食い込み、さらにそこからハナ差の6着にはホエールキャプチャが入った。1番人気のヴィルシーナは中団前目にいたが見せ場なく10着に敗れた。