第136回 目黒記念 (G2)

レース展開

ウインキートスが集団を率いる形、少し離れた位置にバジオウが続く

主導権を奪ったのはウインキートス。後続を2馬身以上離してレースを進める。単独の2番手にバジオウが続く。続いて、フライライクバードが3番手の絶好位につける。そのすぐ後ろ、ボッケリーニは好位を奪取。その後ろ、ベスビアナイトが好位の一角を形成。先団後ろのポジションに付けたのはモズナガレボシ。その1馬身後ろ、プリマヴィスタとラストドラフトは中団前寄り。マイネルウィルトスは中団馬群の丁度真ん中を追走。トラストケンシン、ランフォザローゼス、マカオンドールらは中団後方の位置取り。アリストテレスは後方6番手に控えて機をうかがう。パラダイスリーフは後方5番手に控えて虎視眈々と機をうかがう。ダンディズムは後方4番手で前の動きを静観。後方3番手で折り合いに専念するのはディアマンミノル。後方2番手の位置でじっとして脚をタメるのはゴールドギア。少し離れたどん尻にアサマノイタズラがいる隊列で最初のコーナーを通過。

目黒記念、ボッケリーニがベテラン馬のプライドを顕示する様な渾身の走りで2つ目の重賞タイトルをつかむ

先頭はウインキートスでリードは1馬身。単独の2番手にバジオウが続く。その直後、ボッケリーニ、フライライクバード、マイネルウィルトスらが3番手。1馬身離れて、プリマヴィスタ、ベスビアナイト、モズナガレボシらが6番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、好位にいた2番人気のボッケリーニが息長く末脚を伸ばして先頭に立ち、食い下がるマイネルウィルトスを3/4馬身振り切りトップでゴールに入った。2着のマイネルウィルトスからハナ差の3着には、逃げ粘ったウインキートスが入った。そこからハナ差遅れた4着には、後方2番手で直線を迎えたディアマンミノルが入線、さらに半馬身差の5着には、中団後方にいた15番人気のラストドラフトが食い込み、1番人気に推されたパラダイスリーフは中団後方から着実に末脚を伸ばしたそこからクビ差の6着に敗れた。