第56回 DW2014九州ダービー栄城賞 (地方重賞)

レース展開

グライスが先頭に立つ展開、そのあとに続くマサヤ

グライスが主導権を握り、後続を1馬身ほど離してレースを引っ張っていく。単独の2番手にマサヤが続く。そのあと、プレミアムフレンチが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションにいるのはニシノマリーナ。その1馬身後ろ、カーネルキッスは中団前寄り。セリオは中団馬群の丁度真ん中を追走。スーパーレインボーは中団後方の位置取り。テッドは後方4番手で他馬の様子をうかがいながらの競馬。後方3番手で腰を据えて運ぶのはフリオグレイスー。後方2番手の位置でひっそりと力をタメるのはオールラウンド。シンガリにミスタージャックがいる隊列で最初のコーナーを通過。

DW2014九州ダービー栄城賞、オールラウンドが中団後方から鮮やかな末脚を爆発させて前の馬たちをきっちりとねじ伏せる

先頭はマサヤでリードは1馬身。単独の2番手にグライスが続く。そのあと、テッドが3番手。1馬身離れて、セリオが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、3番手から抜け出したのは10番人気のテッド。そのまま押し切る態勢だったが、中団後方にいたオールラウンドが異次元の末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は後続に1馬身半の差をつけて勝利を掴み取った。2着には、3番手の位置から持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばした10番人気のテッドが続き、2着と半馬身差の3着には、途中から先頭に立ったマサヤが入った。そこからアタマ差遅れた4着には、先行勢の後ろで直線を迎えたセリオが入線した。2番人気のミスタージャックは後方4番手にいたがもうひと伸びが足りず5着に敗れた。