マサヤ（2011年生、母ドミネーション）

マサヤ（2011年4月27日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のスターリングローズ（当時14歳）と交配したドミネーションが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）新生ファーム。2017年の吉野ヶ里記念(地方重賞)に勝利した他、2019年の大分川特別を制するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

東眞市厩舎（佐賀）へ入厩。

2歳（2013年）

7月20日、デビュー戦は山口勲騎手を鞍上に据えて、2歳（佐賀ダート900m 曇/稍重）に出走。馬体重は488kg。6頭立ての2番人気で2番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目の覚めるような末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のケイワンクイーンに2馬身の差をつけて初白星を挙げた。

8月25日、中4週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた2戦目は、2歳（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（1戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、3着に終わった。

9月23日、中3週で迎えた3戦目は、2歳戦のアルデバラン特別（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山口勲騎手（2戦1勝）。6頭立ての2番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く4着に敗れた。

3歳（2014年）

1月25日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた4戦目は、渡辺博文騎手を鞍上に迎えて、3歳地方重賞の筑紫野賞（佐賀ダート1750m 雨/稍重）に出走。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではいい脚を見せられず12着に敗れた。

2月22日、中3週で迎えた5戦目は、3歳地方重賞の大観峰賞（佐賀ダート1750m 晴/稍重）に出走。鞍上は山口勲騎手（3戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、勝ったスーパーレインボーにねじ伏せられて1馬身差の2着に敗北した。

3月16日、中2週で迎えた6戦目は、3歳オープンの佐賀若駒賞（佐賀ダート2000m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（4戦1勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、勝ったミスタージャックに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

4月5日、中2週で迎えた7戦目は、3歳地方重賞の佐賀桜花賞（佐賀ダート1750m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で山口勲騎手（5戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のコスモレグノに5馬身の差をつけて単勝一倍台の評価に応えた。

5月11日、中4週で迎えた8戦目は、3歳戦の鯱の門特選（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山口勲騎手（6戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では異次元の末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のスーパーレインボーに2馬身の差をつけてファンの期待に応えた。

6月1日、中2週で迎えた9戦目は、3歳地方重賞のDW2014九州ダービー栄城賞（佐賀ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で山口勲騎手（7戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では末脚を持続できず、3着に終わった。

6月29日、中3週で迎えた10戦目は、ムーンストーン特選（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は6戦連続で山口勲騎手（8戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、グングンと末脚を伸ばして、最後は2着のブレイクアパスに3馬身の差をつけて優勝

7月12日、中1週で迎えた11戦目は、長崎街道原田宿特選（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は7戦連続で山口勲騎手（9戦4勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見事な伸び脚で急追したが、抜け出したサエッターレに3/4馬身届かず2着に敗北した。

8月19日、中4週で迎えた12戦目は、張田京騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のオーガストフラワー賞（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

9月2日、中1週で迎えた13戦目は、御神本訓史騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のナイスレイン特別（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、少し遅いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のランデックディオサに3馬身の差をつけて5勝目をゲットした。

9月24日、中2週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた14戦目は、一般C1二（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で御神本訓史騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では鮮やかな末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のナシートアミーラに2馬身の差をつけて優勝

10月21日、中3週で迎えた15戦目は、沢田龍哉騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンの’14スターバーストカップ（大井ダート2000m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、極端なスローペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ4着に沈んだ。

11月20日、中3週で迎えた16戦目は、神楽月特別（浦和ダート1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は御神本訓史騎手（2戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、ややハイペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の強靭な心肺能力でなんとか走り抜いたが、アポロズスピアーに半馬身交わされて2着に敗北した。

12月8日、中2週で迎えた17戦目は、冬菊特別（浦和ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で御神本訓史騎手（3戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天賦のガッツでゴールまで勇戦したが、3着に終わった。

4歳（2015年）

1月16日、中5週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた18戦目は、初富特別（船橋ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は沢田龍哉騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚色がやや衰え、3着に終わった。

1月30日、中1週で迎えた19戦目は、立春特別（川崎ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は御神本訓史騎手（4戦2勝）。14頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るリュウグウノツカイを次元の違う末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて制した。

3月6日、中4週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた20戦目は、庄司大輔騎手を鞍上に迎えて、ブラッドストーン特別（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。13頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は力尽きて8着に敗れた。

3月25日、中2週で馬体重を前走から7kg戻して迎えた21戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の爽春特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、抜け出したタマモホルンを差し切れず、1馬身半差の2着となった。

4月13日、中2週で迎えた22戦目は、花まつり特別（船橋ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で矢野貴之騎手（1戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では鮮やかな伸び脚で猛追したが、抜け出したレガルスイにクビ差届かず2着に惜敗した。

5月7日、中2週で迎えた23戦目は、石崎駿騎手を鞍上に迎えて、新緑特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち味のスタミナで最後まで奮闘したが、トーセンオウジに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

5月29日、中2週で迎えた24戦目は、薫風特別（浦和ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は矢野貴之騎手（2戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天稟の負けじ心を発揮してゴールまで力走したが、3着に終わった。

6月18日、中2週で迎えた25戦目は、青柳特別（船橋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で矢野貴之騎手（3戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。競走中止となった。

7月14日、中3週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた26戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦のルビー特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るダイワアズールを上がり3位タイの末脚でクビ差だけ差し切って8勝目をつかんだ。

8月11日、中3週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた27戦目は、サードニックス賞（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で岡部誠騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり4着に敗れた。

9月3日、中2週で迎えた28戦目は、仲秋特別（川崎ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は矢野貴之騎手（4戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、前で粘るアサヤケを目の覚めるような末脚でクビ差だけ差し切って勝利を手中に収めた。

10月9日、中4週で迎えた29戦目は、ハンデ戦の神無月特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で矢野貴之騎手（5戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが続かず、3着に終わった。

10月29日、中2週で迎えた30戦目は、ハンデ戦の神無月特別（浦和ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で矢野貴之騎手（6戦1勝）。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では一完歩ずつ着実に末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のダイワアズールに1馬身の差をつけて10勝目を達成した。

12月1日、中4週で迎えた31戦目は、ハンデ戦のまがたま賞（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で矢野貴之騎手（7戦2勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち味のファイティングスピリットで最後まで崩れずに走り抜いたが、勝ったレガルスイにねじ伏せられて2馬身半差の2着となった。

5歳（2016年）

1月6日、中4週で迎えた32戦目は、ハンデ戦の新春特別（浦和ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で矢野貴之騎手（8戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが続かず、3着に終わった。

1月29日、中2週で迎えた33戦目は、桜まつりでおもてなし松田町賞（川崎ダート1600m 雨/良）に出走。鞍上は6戦連続で矢野貴之騎手（9戦2勝）。5頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びあぐねて3着に敗れた。

2月16日、中2週で迎えた34戦目は、ハンデ戦の春闘賞（船橋ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は7戦連続で矢野貴之騎手（10戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではグングンと末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のムービングライトを3/4馬身振り切って先頭ゴールを果たした。

3月10日、中2週で迎えた35戦目は、ハンデ戦の早春賞（船橋ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で矢野貴之騎手（11戦3勝）。14頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、ハイパーチャージに半馬身交わされて2着となった。

4月7日、中3週で迎えた36戦目は、北極星賞（大井ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は9戦連続で矢野貴之騎手（12戦3勝）。15頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではあとひと押しが利かず、3着に終わった。

5月3日、中3週で迎えた37戦目は、ハンデ戦の皐月盃（船橋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で矢野貴之騎手（13戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見所を作れず4着に敗れた。

5月24日、中2週で迎えた38戦目は、tvkサブチャンネル中継開始記念（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で矢野貴之騎手（14戦3勝）。13頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではキレのある末脚を披露したが、3着に終わった。

6月14日、中2週で迎えた39戦目は、’16スパーキングナイトチャレンジ（川崎ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は12戦連続で矢野貴之騎手（15戦3勝）。14頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚がパッとせず11着に終わった。

7月21日、中4週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた40戦目は、ハンデ戦の文月賞（船橋ダート1600m 小雨/不良）に出走。鞍上は13戦連続で矢野貴之騎手（16戦3勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では目の覚めるような末脚を炸裂させて、最後は2着のセンティグレードに4馬身の差をつけて勝利数を12に伸ばす

9月7日、中6週で迎えた41戦目は、ハンデ戦のフリオーソレジェンドカップ（船橋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は14戦連続で矢野貴之騎手（17戦4勝）。14頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚色が悪くなり14着に敗れた。

9月27日、中2週で迎えた42戦目は、ハンデ戦の金風賞（船橋ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は15戦連続で矢野貴之騎手（18戦4勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、些か速いペースで集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではいいところがなく5着に敗れた。

10月29日、中4週で馬体重を前走から18kg減らして迎えた43戦目は、地方重賞の韓国岳賞（佐賀ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は山口勲騎手（10戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のキョウワカイザーに2馬身の差をつけて単勝一倍台の支持に応えた。

12月3日、中4週で迎えた44戦目は、地方重賞の雲仙岳賞（佐賀ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（11戦5勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐんぐんと終いの脚を伸ばして楽々と抜け出し、最後は2着のコスモガラサに3馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

12月25日、中2週で迎えた45戦目は、地方重賞の中島記念（佐賀ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で山口勲騎手（12戦6勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、キョウワカイザーに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

6歳（2017年）

1月29日、中4週で迎えた46戦目は、地方重賞の球磨川賞（佐賀ダート1750m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で山口勲騎手（13戦6勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びが鈍く4着に敗れた。

2月26日、中3週で迎えた47戦目は、地方重賞の鏡山賞（佐賀ダート2000m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で山口勲騎手（14戦6勝）。5頭立ての2番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではきちんと末脚を伸ばして、最後は2着のコウギョウダグラスを3/4馬身振り切って勝利数を15に伸ばす

3月12日、中1週で迎えた48戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、地方重賞のはがくれ大賞典（佐賀ダート2000m 晴/良）に出走。11頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では伸びが鈍く7着に敗れた。

4月9日、中3週で迎えた49戦目は、祖母山特別（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は山口勲騎手（15戦7勝）。7頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では闘争心が光る走りを見せたが、勝ったキングプライドに詰め切れず、1馬身1/4差の2着となった。

4月30日、中2週で迎えた50戦目は、地方重賞の尾鈴山賞（佐賀ダート1750m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（16戦7勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では弾けるような伸び脚で急追したが、勝ったキングプライドに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

5月13日、中1週で迎えた51戦目は、地方重賞の阿蘇山賞（佐賀ダート1750m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で山口勲騎手（17戦7勝）。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では息長く末脚を伸ばして、最後は2着のドンプリムローズを3/4馬身振り切って勝利を手中に収めた。

6月11日、中3週で迎えた52戦目は、多良岳特別（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山口勲騎手（18戦8勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のリトルカントリーに4馬身の差をつけて単勝一倍台の支持に応えた。

6月24日、中1週で迎えた53戦目は、地方重賞の水無月賞（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で山口勲騎手（19戦9勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では凄まじい末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のコウギョウダグラスに2馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

7月23日、中3週で迎えた54戦目は、地方重賞の吉野ヶ里記念（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で山口勲騎手（20戦10勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では驚異的な末脚を炸裂させて、最後は2着のイッセイイチダイに1馬身1/4の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

8月16日、中2週で迎えた55戦目は、ハンデJpn3のサマーチャンピオン（佐賀ダート1400m 曇/不良）に52kgの軽斤量で出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は7戦連続で山口勲騎手（21戦11勝）。11頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず7着に敗れた。

10月27日、中9週で迎えた56戦目は、地方重賞のゴールド争覇（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で山口勲騎手（22戦11勝）。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず10着に敗れた。

11月11日、中1週で迎えた57戦目は、地方重賞の周防灘賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で山口勲騎手（23戦11勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが甘くなり、3着に終わった。

11月23日、中1週で迎えた58戦目は、新燃岳特別（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で山口勲騎手（24戦11勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では目立つような脚を使えず4着に敗れた。

12月9日、中1週で迎えた59戦目は、石川慎将騎手を鞍上に迎えて、地方重賞の大淀川賞（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり7着に敗れた。

12月24日、中1週で迎えた60戦目は、地方重賞の中島記念（佐賀ダート1800m 雨/良）に出走。鞍上は山口勲騎手（25戦11勝）。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

7歳（2018年）

3月11日、約2か月半の間隔を開けて迎えた61戦目は、小松丈二騎手を鞍上に迎えて、地方重賞のはがくれ大賞典（佐賀ダート2000m 晴/重）に出走。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず10着に終わった。

3月24日、中1週で迎えた62戦目は、地方重賞の松浦川賞（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は山口勲騎手（26戦11勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚がパッとせず4着に敗れた。

4月12日、中2週で迎えた63戦目は、阿蘇山特別（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（27戦11勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではグイグイと終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のテイケイネクサスに2馬身の差をつけて勝利数を20に伸ばす

5月26日、中5週で迎えた64戦目は、九千部山賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山口勲騎手（28戦12勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。ハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではスパッとキレる脚で猛進したが、ウルトラカイザーにアタマ差交わされて2着となった。

6月10日、中1週で迎えた65戦目は、佐賀がばいダッシュ（佐賀ダート900m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で山口勲騎手（29戦12勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスでしぶとく走り抜いたが、勝ったシゲルクロマグロに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

7月22日、中5週で迎えた66戦目は、地方重賞の吉野ヶ里記念（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で山口勲騎手（30戦12勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では伸びが鈍く4着に敗れた。

8月5日、中1週で迎えた67戦目は、宮之浦岳特別（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で山口勲騎手（31戦12勝）。5頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ヒカリマサムネに半馬身交わされて2着に敗れた。

8月14日、連闘で迎えた68戦目は、ハンデJpn3のサマーチャンピオン（佐賀ダート1400m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は7戦連続で山口勲騎手（32戦12勝）。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚が冴えず8着に終わった。

9月17日、中4週で迎えた69戦目は、佐賀葉隠ダッシュ（佐賀ダート900m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で山口勲騎手（33戦12勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず4着に敗れた。

8歳（2019年）

3月16日、約6か月の休養明けで迎えた70戦目は、松浦川賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で山口勲騎手（34戦12勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず7着に敗れた。

3月30日、中1週で迎えた71戦目は、志布志湾賞（佐賀ダート1750m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で山口勲騎手（35戦12勝）。7頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では決め手が足りず7着に敗れた。

4月14日、中1週で迎えた72戦目は、六角川特別（佐賀ダート2000m 曇/重）に出走。鞍上は11戦連続で山口勲騎手（36戦12勝）。5頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びを欠き5着に敗れた。

4月27日、中1週で迎えた73戦目は、高千穂峰賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で山口勲騎手（37戦12勝）。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず10着に敗れた。

5月11日、中1週で迎えた74戦目は、真島正徳騎手を鞍上に迎えて、英彦山賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず6着に終わった。

5月25日、中1週で迎えた75戦目は、九千部山賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は小松丈二騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

6月8日、中1週で迎えた76戦目は、遠賀川賞（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で小松丈二騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天性の負けん性を発揮してゴールまで力闘したが、3着に終わった。

6月23日、中1週で迎えた77戦目は、地方重賞の佐賀がばいダッシュオープン（佐賀ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小松丈二騎手（3戦0勝）。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚を伸ばせず6着に敗れた。

7月4日、中1週で迎えた78戦目は、大分川特別（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は山口勲騎手（38戦12勝）。6頭立ての2番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るハクユウスターダムを上がり1位の末脚でクビ差だけ差し切って制した。

8月3日、中3週で迎えた79戦目は、池田湖賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は小松丈二騎手（4戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

8月14日、中1週で迎えた80戦目は、ハンデJpn3のサマーチャンピオン（佐賀ダート1400m 雨/稍重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で小松丈二騎手（5戦0勝）。11頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ伸び切れず9着に終わった。

2019年8月22日付で地方競馬の競走馬登録を抹消した。