第154回 天皇賞（秋） (G1)

レース展開

エイシンヒカリが馬群を先導、半馬身差の2番手にラブリーデイが続く

エイシンヒカリがハナを奪い、体半分のリードで集団を牽引。2番手にラブリーデイが続く。その直後、ロゴタイプとヤマカツエースが3番手の好位につける。先団後ろのポジションにいるのはクラレント、サトノクラウン、モーリスら3頭。その1馬身後ろ、リアルスティールは中団前目。サトノノブレスとアドマイヤデウスは中団後方の位置。ルージュバックは後方5番手で前の動きを静観。カムフィーは後方4番手に控えて他馬の出方をうかがう。後方3番手で腰を落ち着けて折り合い重視で運ぶのはステファノス。後方2番手の位置でじっと我慢して力を溜めるのはアンビシャス。殿にヒストリカルがいる隊列で最初のコーナーを通過。

天皇賞（秋）、モーリスが隙のない競馬で秋の盾を奪取

先頭はエイシンヒカリでリードは1馬身。2番手にラブリーデイとヤマカツエースが続く。その後ろ、ロゴタイプ、サトノクラウン、モーリスらが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、好位にいた1番人気のモーリスがグイグイと終いの脚を伸ばして先頭に躍り出て、最後は後続に1馬身半の差をつけてトップでゴールへと飛び込んだ。2着には、中団後方の位置から逸出した伸び脚で急追したリアルスティールが続き、2着と1馬身1/4差の3着には、後方2番手の位置からキレのある末脚を発揮したステファノスが入った。そこから1馬身遅れた4着には、中団後方で直線を迎えたアンビシャスが入線、さらにアタマ差の5着には、好位にいたロゴタイプが食い込んだ。