シドニートロフィー

レース展開

トムが端を切る展開、そのすぐ後ろを進むブラッドオレンジ

トムが先手を取り、後続との差を1馬身ほどキープしてレースを引っ張っていく。単独の2番手にブラッドオレンジが続く。そのあと、コブラツイスト、エイシンブレーメン、ギャンブルローズらが3番手の好位につける。先団後ろのポジションに付けたのはメジェール。その1馬身後ろ、マヤノタイム、オカトラノオ、パンドラロードらは中団前寄り。オースミシティーとビジネスチャンスは中団馬群のちょうど真ん中を併走。マイネルリーダーは中団後方の位置取り。コールミーラヴは後方6番手に控えて他馬の出方をうかがう。クリノトップレディは後方5番手で虎視眈々と機をうかがう。後方5番手で腰を落ち着けて運ぶのはミツワハリケーンとトウカイナンバー。殿にエイシンオニオンタとシルクエスペランサがいる隊列で最初のコーナーを通過。

シドニーT、ブラッドオレンジが持ち前のレースセンスを駆使した安定感のある内容で破竹の4連勝

先頭はトムでリードは1馬身。単独の2番手にブラッドオレンジが続く。その直後、コブラツイストが3番手。そのあと、エイシンブレーメンとギャンブルローズが4番手。1馬身離れて、メジェール、オカトラノオ、パンドラロードらが6番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、2番手にいた2番人気のブラッドオレンジが一完歩ずつ着実に末脚を伸ばして先頭に立ち、最後はグングンと追い迫った1番人気のマヤノタイムをクビ差で封じてトップでゴールを駆け抜けた。2着のマヤノタイムから半馬身差の3着には、後方3番手の位置から出色の末脚を披露したコールミーラヴが入った。そこから3/4馬身遅れた4着には、絶好位で直線を迎えた14番人気のコブラツイストが入線、さらにクビ差の5着には、先行勢の後ろにいたパンドラロードが食い込み、さらにそこから3/4馬身の6着には、逃げ粘ったトムが入った。