第1回 秋華賞 (G1)

レース展開

シルクスプレンダーがハナに立つ形、そのすぐ後ろを追走するマークリマニッシュ

先頭に躍り出たのはシルクスプレンダー。リードを1馬身ほどキープして集団を牽引。単独の2番手にマークリマニッシュが続く。2馬身以上空いて、シルクフェニックスとファビラスラフインが3番手の好位につける。先団後ろのポジションにいるのはノースサンデー、シーズグレイス、エアグルーヴら3頭。その1馬身後ろ、レインボークイーン、イブキパーシヴ、ヒシナタリー、リトルオードリーらは中団前目。ソロシンガー、センターライジング、ロゼカラー、メロウキス、マックスロゼらは中団後方の位置取り。しんがりにフジノヤマザクラとエリモシックがいる隊列で最初のコーナーを通過。

秋華賞、ファビラスラフインが鮮やかな取り口でG1ホースの称号を勝ち取る

先頭はマークリマニッシュでリードは1馬身。2番手にシルクスプレンダー、ノースサンデー、ファビラスラフインらが続く。その直後、ソロシンガー、フジノヤマザクラ、レインボークイーン、ロゼカラー、シーズグレイスらが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、2番手にいたファビラスラフインが次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は後続に1馬身半の差をつけてトップでゴールインした。2着には、中団後方の位置から矢のような伸びを見せたエリモシックが続き、2着と半馬身差の3着には、5番手の位置から稲妻のような末脚を発揮したロゼカラーが入った。そこから2馬身半遅れた4着には、同じく好位で直線を迎えたレインボークイーンが入線、さらに3/4馬身の5着には、途中から先頭に立ったマークリマニッシュが食い込み、さらにそこから2馬身半差の6着にはシーズグレイスが入った。1番人気のエアグルーヴは中団前目にいたが伸びあぐねて10着に敗れた。2番人気のヒシナタリーは中団後方にいたが伸びが甘くなり11着に敗れた。