レース展開

ナニーピオニーが一団をリードする展開、そのすぐ後ろにタイガーミノルが続く

ナニーピオニーが端に立つ恰好となり、後続との差を1馬身ほど確保して馬群を引っ張っていく。単独の2番手にタイガーミノルが続く。その後ろ、シャフトオブライトが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションに付けたのはマッティーナ。その1馬身後ろ、エースレイジングは中団前目。ガンケンは中団馬群のど真ん中を追走。ダノンテイオーは中団後方の位置取り。アイアムレジェンドは後方4番手に控えて他馬の様子を見ながらの競馬。後方3番手で折り合いに専念するのはアウタースペース。後方2番手の位置でじっとして末脚を温存するのはジュンツーポイント。シンガリにクレフェノーがいる隊列で最初のコーナーを通過。

鬼嫁茜生誕四十四特別、マッティーナが持ち前の機動力を駆使したお手本の様な取り口で6勝目を手中に収める

先頭はナニーピオニーでリードは1馬身。単独の2番手にマッティーナが続く。そのあと、タイガーミノルが3番手。1馬身離れて、ガンケンが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、依然として先頭で粘り続けるナニーピオニー。そのまま押し切るかに思われたが、2番手にいた1番人気のマッティーナが豪快に終いの脚を伸ばしてナニーピオニーを差し切ると、最後は半馬身の差をつけて勝利を手にした。2着のナニーピオニーから2馬身半差の3着には、3番手の位置から稟賦の負けん気を発揮してゴールまで力戦したタイガーミノルが入った。そこからクビ差遅れた4着には、中団後方で直線を迎えたクレフェノーが入線した。2番人気のガンケンは先行勢の後ろにいたがいいところなく6着に敗れた。