1980sダービーメモリーズ シンボリルドルフカップ

レース展開

クイーンオリーブが一団を引き連れる展開、そのすぐ後ろにドリームヒーローとホッコーガンバが取り付く

クイーンオリーブが端をきる恰好となり、後続との差を1馬身ほどキープして馬群を牽引。2番手にドリームヒーローとホッコーガンバが並ぶ。少し離れて、ラロメリアとビームライフルが4番手の好位につける。先団後ろのポジションに付けたのはラインジェシカ。その1馬身後ろ、オールアズワン、マイネマオ、ニシノジャブラニらは中団やや前。チュウワプリンスは中団馬群のちょうど真ん中を追走。マイネルエルフは中団後方の位置取り。そのすぐ後ろ、アイウォントユー、エキストラエンド、アーデントらが12番手。セコンドピアットは後方4番手に待機して前方各馬をうかがいながらの競馬。最後尾にミヤビファルネーゼ、ホッコーブレーヴ、カネトシマーシャルらがいる隊列で最初のコーナーを通過。

1980sダービーメモリーズ シンボリルドルフC、エキストラエンドが中団後方から鮮烈な末脚を爆発させて前の各馬をしっかりと交わす

先頭はクイーンオリーブでリードは1馬身。単独の2番手にホッコーガンバが続く。そのあと、ドリームヒーローが3番手。その後ろ、ラロメリアが4番手。1馬身離れて、オールアズワンとビームライフルが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、5番手から抜け出したのはビームライフル。そのまま押し切るかに思われたが、中団後方にいたエキストラエンドが目を見張るような末脚を爆発させてビームライフルを差し切ると、最後は半馬身の差をつけて勝利を掴んだ。2着のビームライフルからクビ差の3着には、逃げ粘ったクイーンオリーブが入った。そこからアタマ差遅れた4着には、好位で直線を迎えたラロメリアが入線、さらに半馬身差の5着には、先行勢の後ろにいたオールアズワンが食い込み、さらにそこからクビ差の6着には17番人気のチュウワプリンスが入った。1番人気のホッコーブレーヴは後方4番手にいたがあとひと伸びが足りず8着に敗れた。2番人気のカネトシマーシャルは最後方にいたがいいところなく17着に敗れた。