第79回 中山記念 (G2)

レース展開

ダイワバンディットがレースを牽引、そのすぐ後ろに続くバランスオブゲーム

ダイワバンディットが先手を奪う恰好となり、後続を1馬身ほど離して一団を先導。単独の2番手にバランスオブゲームが続く。そのあと、アルビレオ、エルカミーノ、ウインブレイズらが3番手の好位につける。その1馬身後ろ、トーホウシデンは中団前目。エアシェイディ、ハスラー、エイシンチャンプらは中団後方の位置。カンパニーとカナハラドラゴンは後方4番手に控えて他馬の様子をうかがいながらの競馬。後方3番手でジックリと折り合いをつけるのはメイショウカイドウ。後方2番手の位置でじっとして末脚を温存するのはロイヤルキャンサー。最後尾にグレイトジャーニーがいる隊列で最初のコーナーを通過。

中山記念、バランスオブゲームが古豪の意地を顕示する様な力感溢れる走りで5つ目の重賞タイトルを獲得

先頭はエルカミーノでリードは半馬身。2番手にダイワバンディットが続く。そのあと、バランスオブゲームが3番手。その後ろ、アルビレオが4番手。1馬身離れて、ハスラーとウインブレイズが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、絶好位にいたバランスオブゲームがぐいぐいと終いの脚を伸ばして先頭に立ち、最後は前に迫る勢いで追い迫った2番人気のカンパニーを3/4馬身振り切り1着ゴールを果たした。2着のカンパニーから1馬身1/4差の3着には、4番手の位置から力感溢れるフットワークでゴールまで走り切ったアルビレオが入った。そこから2馬身半遅れた4着には、中団前目で直線を迎えた1番人気のエアシェイディが入線、さらにクビ差の5着には、2番手にいた11番人気のダイワバンディットが食い込んだ。