第58回 アルゼンチン共和国杯 (G2)

レース展開

ミュゼエイリアンが一団を先導、その少し後ろにオセアグレイトが続く

ミュゼエイリアンが単騎で逃げる恰好となり、リードを2馬身以上キープしてレースを引っ張っていく。単独の2番手にオセアグレイトが続く。続いて、オーソリティが3番手の絶好位につける。そのあと、バレリオとアールスターは好位に取り付く。そこから少し離れたところにタイセイトレイルが進む。さらにその少し後ろ、ラストドラフトとサトノルークスは中団やや前。サンレイポケットとメイショウテンゲンは中団馬群の真ん中あたりを併走。ユーキャンスマイルは中団後方の位置。その直後、ベストアプローチとサンアップルトンが12番手。少し間が空いて、アイスバブルは後方5番手に控えて他馬の様子をうかがいながらの競馬。さらに少し空いて、後方5番手でジックリと折り合いをつけるのはエアウィンザーとプリンスオブペスカ。さらに2馬身以上離れて、後方2番手の位置で息を潜めて力を温存するのはゴールドギア。少し離れた殿にトーセンカンビーナがいる隊列で最初のコーナーを通過。

アルゼンチン共和国杯、オーソリティが持ち前の先行力を活かした好位追走の競馬で重賞2勝目をマーク

先頭はミュゼエイリアンでリードは1馬身。単独の2番手にオセアグレイトが続く。そのすぐ後ろ、オーソリティが3番手。1馬身離れて、ユーキャンスマイル、バレリオ、アールスター、タイセイトレイル、サトノルークスらが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、先行勢がなかなか止まらない中、絶好位にいたオーソリティがきちんと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は後続に1馬身半の差をつけて勝利を収めた。2着には、中団前目の位置から迫力のある伸び脚で猛追したラストドラフトが続き、2着とクビ差の3着には、中団後方の位置からキレのいい末脚を発揮したサンアップルトンが入った。そこから3/4馬身遅れた4着には、先行勢の後ろで直線を迎えた1番人気のユーキャンスマイルが入線、さらにクビ差の5着には、同じく先行勢の後ろにいたタイセイトレイルが食い込み、さらにそこからクビ差の6着には2番人気のサンレイポケットが入った。