御宿特別

レース展開

ブルトンクールが後続を引っ張る形、半馬身差の2番手を追走するディヴァージオンとアニトラ

主導権を握ったのはブルトンクール。体半分のリードでレースを進める。2番手にディヴァージオンとアニトラが並ぶ。少し空いて、ケイデンシーマークとウインレイアーが4番手の好位につける。その1馬身後ろ、ロムネヤとコロンビアテソーロは中団前寄り。アンリーロードとポルカリズムは中団後方の位置取り。後方5番手でジックリと運ぶのはコスモディナーとラレーヌデリス。どん尻にベルシャンブルとステラバルセロナがいる隊列で最初のコーナーを通過。

御宿特別、ポルカリズムが中位から一際目立つ決め脚を披露して前方の馬達を一気にねじ伏せる

先頭はブルトンクールでリードは1馬身。単独の2番手にディヴァージオンが続く。その直後、アニトラ、ウインレイアー、コロンビアテソーロ、ラレーヌデリスらが3番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、3番手から抜け出したのはラレーヌデリス。そのまま押し切るかに思われたが、中団後方にいたポルカリズムが自慢の末脚を炸裂させてラレーヌデリスを差し切ると、最後は3/4馬身の差をつけてトップでゴールへと飛び込んだ。2着のラレーヌデリスからクビ差の3着には、後方2番手の位置から非凡な末脚を披露した2番人気のアンリーロードが入った。そこから1馬身遅れた4着には、逃げ粘ったブルトンクールが入線した。1番人気のウインレイアーは好位にいたが失速して11着に敗れた。